教員研修

平成23年度教科・教科外主任及び担当者会 理科部夏季研究会テーマ『講演I「小惑星探査機『はやぶさ』の帰還から明日の探査へ」講演II「宇宙教育と学校教育」』

静岡県・静岡市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

いくつもの困難な状況を解決しながら、地球に帰還した、はやぶさの最先端の技術を駆使したプロジェクトの内容を知ることにより、理科教育の推進に希望を持つと共に、宇宙教育について、児童・生徒の興味関心を引き出し、学習意欲を向上させるための基礎的な知識について学ぶ。

対象

小学校教員・中学校教員 153名

期間

平成23年8月11日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
90分
講義
153名
講演I「小惑星探査機『はやぶさ』の帰還から明日の探査へ」 
講師:曽根 理嗣
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙探査工学研究系 准教授
いくつもの困難な状況をあらゆる手段を用いて解決しながら、地球に帰還したはやぶさのプロジェクト内容を知り、理科教育の推進に希望を持つ。  
講演II「宇宙教育と学校教育」 
講師:立元 恵
宇宙航空研究開発機構 宇宙教育センター
(1)宇宙教育の全体的な理解(2)授業で取り上げることができる内容

静岡県・静岡市教育委員会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月11日
合計時間
90分
参加数
153名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
講演I「小惑星探査機『はやぶさ』の帰還から明日の探査へ」

いくつもの困難な状況をあらゆる手段を用いて解決しながら、地球に帰還したはやぶさのプロジェクト内容を知り、理科教育の推進に希望を持つ。 
・受講者は、プレゼンテーション画面に注目しながら熱心に曽根准教授の話に聞き入った。あらゆる状況に対応しながら、帰還を果たしたはやぶさプロジェクトのすばらしさを実感した。理科教育でおこなっている問題解決学習の重要性をあらためて認識する内容でたいへん好評だった。
あらゆる可能性を探りながら、場面場面で考えて行く力は大変なことであるが、成し遂げたときの喜びと成果は大きい。授業の中でも、追求していく場面を多くし、問題を解決する思考力、判断力を育てていきたい。
講義
(30分)
講演II「宇宙教育と学校教育」

(1)宇宙教育の全体的な理解
(2)授業で取り上げることができる内容
・受講者は、プレゼンテーション画面や配布された資料に注目しながら自分の授業の中にどう取り入れていけそうか考えていた。児童・生徒が興味をもてるような内容についてたいへん好評だった。
宇宙からの情報はいろいろな生活の中で使われている。特別な授業ではなく、普段の授業の中でも使えそうな資料をいただけてありがたかった。

授業の感想・メモ

  • 困難な状況の中でもあらゆることに可能性を求め、プロジェクトを推進していく姿は、これからの日本にとっても人類にとっても大切なことであると感じた。そのためには、思考力、判断力を育て、それを実現していく技術が必要になってくる。教育の中でそれらの力を少しでもつけていくことが必要であると再認識させられた。

静岡県・静岡市教育委員会

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