教員研修

理科実技研修会テーマ『月や星・宇宙について学ぶ~これからの宇宙教育~』

東京都・品川区教育センター

概要

全研修を通した趣旨

宇宙教育についての認識を深め、児童・生徒の興味・関心を高めながら理解する授業実践について学ぶ。
・宇宙について学ぶことの可能性や意義など理解を深める。
・宇宙航空開発機構の教育支援活動の学習事例やHPで公開している資料の検索や教材の活用例を交えながら授業実践に活かす。

対象

区立小・中学校教諭 21名

期間

平成23年7月21日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
110分
21名
60分
講義
「興味・関心を深めるこれからの宇宙教育」
講師:中村 日出夫
(宇宙教育センター長)
50分
講義・演習
「宇宙に関する教材をつかった授業活用例」
講師:立元 恵
(宇宙教育センター主事)

東京都・品川区教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
7月21日
合計時間
110分
参加数
21名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
「興味・関心を深めるこれからの宇宙教育」
・宇宙教育といっても、宇宙の知識を学ぶわけではないということが分かりました。
・宇宙のことを知ることや探査のための技術が身近な生活とつながっていることなど、子どもたちの興味や探求心にふれるような授業づくりの参考になりました。
・小・中の教育の中で理科教育の必要性を実感するとともに、今後の宇宙教育と理科教育のつながりを持つことの大切さを学ぶことができました。
理科教育の現状と課題、宇宙教育の概念について学び、理科学習の必要性や宇宙について学ぶことの可能性など改めて実感したようです。
元理科の先生で公立学校校長先生の中村先生の講義は、受講した若い先生方も興味深く熱心に聴講していました。
講義・演習
(50分)
「宇宙に関する教材をつかった授業活用例」
・宇宙の具体的な話が参考になりました(宇宙センターでの水の値段や星の情報、探査機の最新情報など)
・JAXAや宇宙教育センターのホームページから授業で活用できる教材の探し方や実践方法を知ることができました。地学分野でも活用できると思いました。
写真や映像、小惑星イトカワや月の模型など見て触れることでより効果的にイメージし理解ができることを先生自ら体験することができたようです。

授業の感想・メモ

  • 受講した多くの先生方が今回の研修で「興味が深まった」「授業が楽しみ」「宇宙っておもしろい」という前向きな感想をもって受講できたようです。先生方のその思いや原動力が授業で子どもたちの興味や探究心をひきだすきっかけにつながる部分も多いのではと思いました。
    JAXAの教育活動や資料・教材を分かりやすく具体的に提示していただき、すぐにでも授業の実践として活用できるような有意義な研修となりました。

東京都・品川区教育センター

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