教員研修

調布市立中学校教育研究会 理科部会 夏の見学会「JAXA視察」テーマ『宇宙教育の授業への取り入れ方を考える。』

東京都・調布市立中学校教育研究会理科部会

概要

全研修を通した趣旨

「生徒の興味・関心を高める観察・実験」を授業に取り入れるにはどうすればよいかを考える。

対象

調布市立中学校 理科教員 17名

期間

平成24年8月2日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
300分
17名
90分
見学
・JAXA宇宙教育センター相模原キャンパスの施設見学
45分
講義
・宇宙教育の理念
講師:中村 日出夫(JAXA宇宙教育センターアドバイザー)
45分
講義
・宇宙教育教材開発の視点・安全指導 
講師:下田 治信(昭島市立福島中学校教諭)
120分
実習
・教材実習 
講師:下田 治信(昭島市立福島中学校教諭)

東京都・調布市立中学校教育研究会理科部会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月2日
合計時間
300分
参加数
17名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
見学
(90分)
・JAXA宇宙教育センター相模原キャンパスの施設見学
研究・管理棟(展示室)では探査機「はやぶさ」の模型、映像案内など様々な展示物を身近に見ることができた。
試験棟に向かう途中で実物のロケットに触れることができた。
試験棟では様々な実験機器があり、性能や機能を検査する方法を学んだ。
初めての体験で意味深かった。
売店のオリジナルグッズが興味深かった。
講義
(90分)
・宇宙教育の理念

・宇宙教育教材開発の視点・安全指導
宇宙という未知なるところへの興味関心を育てていくことで、生徒たちの挑戦する気持ちを育てていくことが宇宙教育の醍醐味であることが分かった。
自然界や生活環境中にある身近な「なぜ」から、生徒が主体となる生活経験的な学習を展開させることで、生徒の興味・関心を高める授業ができることが分かった。
非常に分かりやすく、授業に活用したいと感じた。
映像・写真などの資料が豊富で驚いた。
演習
(120分)
・ロケット2種(傘袋ロケット/ストローロケット)

・紋切遊び

・ポンポン船
実際に手を動かして工作をすることで、生徒がつまづきやすいか所などに気付くことができた。
現象を押さえて、なぜそのようになるのかを考えさせ、その現象をどのように生活に生かしていくか、またはどう生かされているかを考えることは、生徒の学習意欲の向上にもつながることで、非常に参考になった。
発見することの喜びや楽しみを改めて知ることができた。

授業の感想・メモ

  • いただいた資料の多さ、実習での流れのスムーズさを考えても、大変な準備をして頂いたことが分かり、心から感謝します。ありがとうございました。
    実習では素直に楽しみ、発見する喜びを楽しみました。生徒の立場で考えても、興味・関心を高める授業ができそうです。
    展示室や試験棟の見学は、宇宙という未知なるところへの想像をさらに膨らませるよい機会になりました。
    1日本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

東京都・調布市立中学校教育研究会理科部会

教員研修実績一覧

このページのTOPへ