教員研修

科学実験実習講座テーマ『実験を交えた講座で科学への関心意欲を高める』

石川県・小松市教育センター

概要

全研修を通した趣旨

現場の教職員を対象に、その時々の旬の科学的話題を取り上げたり、日常生活に普通に見られる素材を科学的視点から扱ったりと、実験を交えた講座で関心意欲を高める。

対象

小松市内の小・中学校教員 40名

期間

平成24年7月31日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
120分
講義・実験
40名
・「宇宙教育から学んだこと ~JAXAとの連携を通して~」
講師:片村 順子 氏(小松市立串小学校教諭)
・「”不思議”に気付く科学実験の視点」
講師:遠藤 純夫 氏(KU-MA理事)

石川県・小松市教育センター

第1回目/全1回『授業記録シート』

実施日
7月31日
合計時間
120分
参加数
40名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講演
(40分)
「宇宙教育から学んだこと
~JAXAとの連携を通して~」
小松市立串小学校教諭 片村 順子 氏


・JAXAの研修で、アメリカヒューストンに行って授業を行った片村氏の実践報告を行った。
・宇宙と学習のつなげ方が非常に参考になった。JAXAと連携することで、子ども達の考えが広がったり、環境に目を向けたりすることができると分かった。
・JAXA=宇宙という概念がひっくり返って、まさに目からウロコでした。
・はやぶさの例を上げて「弾まない技術」に、日本のお手玉の技術が利用されていることに感動した。また、実際にそれらをビーズで作ってみたことも、大変勉強になった。
実験・演習
(80分)
「”不思議”に気付く観察実験の視点」
KU-MA理事 遠藤 純夫 氏


・植物の進化の過程を「心皮」を切り口に、身の回りにある食材を通して分かりやすく教えていただいた。
・身近な食べ物を良く見ると、こんなにも共通性や不思議なこと、驚きがあることが分かり、とても興味深かった。
・野菜、果物の心皮をさがすことで、生命のつながり、植物の生きていく工夫を目の前で知ることができて「!」「?」の連続だった。
・JAXAが果実をはじめ、命についての授業をしている意味がとても良く分かった。
・「心皮」という言葉をキーワードに、数々の食材を実際に切り分け、植物の進化の過程について細かく教えていただいた。

・前段の講演が少々時間が押してしまい、全体的に時間がオーバーする形となってしまった。
もう少し余裕のある運営を心掛けたい。
研修の様子1
研修の様子2

石川県・小松市教育センター

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