教員研修

秦野市教育委員会教育研究所「平成26年度理科教育研修講座」テーマ『授業で活用できる科学実験のアイディア』

神奈川県・秦野市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

理科教育における教職員の資質向上と学校の教育活動の充実(科学的な実験活動における子どもたちの興味関心を高める指導の工夫)

対象

秦野市内及び近隣市町の小・中学校教員 32名

ホバークラフト作成の様子

期間

平成26年6月30日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
120分
32名
講義
宇宙教育センター紹介(理念、実践例等)
実技
科学工作「ホバークラフト」・月食について(発泡球を用いて)
講師:遠藤 純夫氏(JAXA 宇宙教育センターアドバイザー)

神奈川県・秦野市教育委員会

『研修会記録シート』

実施日
6月30日
合計時間
120分
参加数
32名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(30分)
宇宙教育の紹介
・宇宙の不思議について多くのことを学べた。
・宇宙についての分かりやすい説明がよかったです。
・宇宙について自分なりに理解が深まった。
・なかなか教科の学習と結びつけるのがいつも難しいと感じている。今回すごく世界が広がった。
子ども自身と身の回りの事象を基点に地球を含有する「宇宙」について扱うことの大切さ等、宇宙の素材を授業に活用するための視点について多くを学べたことが有意義でした。
実技
(70分)
科学工作「ホバークラフト」
・自分自身が作っていく中で仕組みを考えたりすることができました。大人でこうなら子どもはより楽しく学習できると思いました。
・ものづくりを通して宇宙と身近な現象を関連づけて考えることができた。
・実技を通しての研修だったので、楽しさやおもしろさをとても強く感じることができた。
・明日、さっそく生徒に見せたいと思います。生徒が目を光らせて見るのが今から楽しみです。
・身近に感じられる工作がとても楽しかった。
・理科の楽しさを改めて感じさせられた。
・工作や模型など、具体物で興味をもって取り組める要素は、授業で大いに役立つと思う。
どうやったら前に進むか、どうやったらスピードが上がるかなどを、受講者どうしで相談し合い、教え合いながら、熱心に製作する姿が見られました。「うまくいかない」ことが工夫の必要を生むという、科学が進歩する要素の一端が垣間見られたように感じました。
実技
(20分)
月食について(発泡球を用いて)
・これから天体について教えますが、子どもの視点で理解できるものだったと思います。
・宇宙についての大きさや距離を目で見るとイメージしやすいと思った。
・知識として知っていただけのものを身近な規模にまで縮めてもらえたので分かりやすかった。
・月食をこの目で見るのが待ち遠しい。
今秋に皆既月食が見られることもあり、扱っていただきました。具体物での提示がいかに関心を高め、理解を深めることにつながるかという実感は、授業づくりに十分に活かされるのではないかと思います。

授業の感想・メモ

  • 今回で4回目の開催となりました。毎回楽しみにしている受講者も多く、今回もその期待に十分に応えていただける有意義な研修講座となりました。宇宙のとらえ方や具体物での指導の仕方について、多くを学ぶことができたようです。受講者の感想には、全体的に「楽しかった」という言葉とともに、「驚き」や「発見」という言葉も多く挙げられていました。参加した教員が感じたこのような思いが、今後の教育活動における授業等の活性化につながっていくことが大いに期待されます。

神奈川県・秦野市教育委員会

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