教員研修

DoToねっと・たんちょう先生の実験教室テーマ『理科授業の教材・教具の紹介、および授業での活用方法の検討。』

北海道・釧路市こども遊学館

概要

全研修を通した趣旨

釧路市をはじめとした道東地域で、科学の普及に携わる様々な機関・人員・施設の有効活用をはかり、知的財産の共有を目指すとともに、会員相互のネットワークを立ち上げ、児童・生徒や一般の方への科学に関する興味・関心を高め、豊かな文化を創造する。

対象

釧路・根室・オホーツク・十勝管内教員 20名

期間

平成26年6月28日~平成27年1月24日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
60分
講義
20名
・講師 並木道義氏(JAXA)
・講義 「はやぶさプロジェクトについて」
はやぶさのカプセル回収に携わった並木先生による特別サイエンストーク。はやぶさカプセル回収時の苦労や裏話なども含めて、宇宙探査技術に関してお話しいただいた。
2
60分
講義・実験
19名
・講師 遠藤純夫氏(JAXA)
・講義、実技 「月食の話」
10月8日に月食が起こることを受け、事前の勉強会と学校での観察方法の検討を行った。
3
60分
講義・実技
14名
・講師 遠藤純夫氏(JAXA)
・講義、実技 「JAXA教材で見るロケット実験について」
宇宙の学校やコズミック・カレッジ等で活用されているロケット実験を紹介していただいた。

北海道・釧路市こども遊学館

第1回目/全3回『研修会記録シート』

実施日
6月28日
合計時間
60分
参加数
20名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
・講師 並木道義氏(JAXA)
・講義 「はやぶさプロジェクトについて」
はやぶさのカプセル回収に携わった並木先生による特別サイエンストーク。はやぶさカプセル回収時の苦労や裏話なども含めて、宇宙探査技術に関してお話しいただいた。
科学研究の現場の熱を感じる大変貴重な講座となった。特に、北海道教育大学の大学生が「理科を教える」上での並木先生の大切にされていることや実践されていることについて感銘を受けているようだった。
当館の天文指導員も含め、並木先生と参加者との交流を図ることができた。

授業の感想・メモ

  • 本研修は「宇宙の学校」の開催とあわせて実施した。当館ではなかなかこのような機会を設けることはできないが、数少ない機会をどれだけ有効に活用できるかということも同時に考える必要がある。今回は、DoToねっとのメンバーだけでなく、天文指導員等にも参加を呼び掛け、とてもよい研修となったと考えている。
研修の様子1

北海道・釧路市こども遊学館

第2回目/全3回『研修会記録シート』

実施日
8月23日
合計時間
60分
参加数
19名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(60分)
・講師 遠藤純夫氏(JAXA)
・講義 「月食の話」
10月8日に皆既月食が起こるため、月食につての事前勉強会と観察方法についてのお話を伺った。
そう頻繁に観測することのできない月食について、見え方や起こる理由などがよくわかり、ぜひ当日は子ども達と一緒に観察したいと思います。
月食について理解を深めることができ、実際に見てみたいと思わせてくれるような内容でした。

授業の感想・メモ

  • DoToねっとは小学校・中学校の先生のみではなく、高専、大学、学芸員、大学生まではばひろいジャンルの方々が、理科について学び、意見交換を行い、発展してきた素晴らしい場所である。そこに遠藤先生という素晴らしい先生を迎えることができたのは、釧路の理科教育にとってとても有意義な物になったと考えられる。これからもこのような機会を増やしていきたい。
研修の様子2

北海道・釧路市こども遊学館

第3回目/全3回『研修会記録シート』

実施日
1月24日
合計時間
60分
参加数
14名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(15分)
・講師 遠藤純夫氏(JAXA)
・講義、実技 「JAXA教材で見るロケット実験について」
宇宙の学校やコズミック・カレッジ等で活用されているロケット実験を紹介していただいた。
講義と実験を同時並行で行い、参加者が主体的に実験を行った。
実技
(45分)
上記内容に関する実験
1~2種類のロケットが、まだ釧路での実施経験がないもので、参加者はその使い方の検討に注力した。また、小学生低学年でまだ理科が始まっていない子どもたちへの導入としてのロケット工作に関しても、主に小学校の先生が取り組んでいた。
ストローロケットは、当館の学校団体向け実験学習のメニューの一つであり、以前より注目していたJAXA教材の発射台を詳細に見ることができた。

授業の感想・メモ

  • JAXA教材をより詳細に検討することで、当館でも多くのイベント、フロア体験などに活用できると考えている。特に、常設展示物の扱いに慣れた子どもが、次のステップに進みたい時に、この教材にあるような実験・工作はとてもよい素材の1つになると考えている。
研修の様子3

北海道・釧路市こども遊学館

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