教員研修

横浜市教育委員会事務局テーマ『宇宙飛行士育成プログラムから学ぶ~主体的・協働的な授業づくり~』

神奈川県・横浜市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

本研修は「教育課題研修」の一環として実施する。教育課題研修は、社会情勢や本市の重点施策、緊急の課題等の今日的な教育課題について取り上げ、教職員の指導力向上に資するとともに、教育者としての豊かな人間性、使命感等を育み、専門職としての資質及び能力の向上を図るために実施するものである。本研修は、教職員が児童・生徒の興味・関心を高める授業の工夫や、宇宙教育センター等の外部機関と連携した指導の工夫を学ぶことを通して、授業力の向上を図ることを目的とする。

対象

横浜市立学校教員(小学校、中学校、高等学校、特別支援学校) 57名

期間

平成28年12月26日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
110分
講義
57名
児童生徒の主体的・協働的な学びをつくるために
演習
「宇宙飛行士育成プログラム」を通して、コミュニケーション力を身に付けることの大切さについて考える
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

『研修会記録シート』

実施日
12月26日
合計時間
110分
参加数
57名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(50分)
・JAXAについて
・宇宙教育の紹介
・児童生徒の主体的・協働的な学びをつくるために
・宇宙を窓口にすることで、宇宙という壮大な教材を様々な教科や分野に活用・転用することができるという大きな発見が得られた研修であった。
・JAXAが授業支援をしてくださっていることを知り、子供の視野を広げるきっかけを自分もつくりたいと思った。
・宇宙教育を通して子供の「当たり前」を変えていきたいと感じた。
・「宇宙で教える」ということの可能性の広がりを研修を通して実感することができた。「宇宙」を題材にし、教材化することに興味をもつことができました。
演習
(45分)
・演習「宇宙飛行士育成プログラム」を通して、コミュニケーション力を身に付けることの大切さについて考える。
・授業でも活用したいが、何より教職員間で本日学んだことを伝えたいと思った。宇宙教育について教師がより多角的な視点で捉えていく必要があると感じた。
・正確に、簡潔に伝えることの難しさを痛感した。
・教師自身がコミュニケーション力を高める必要性を実感した。
・コミュニケーション力という視点で、もっと長い時間をかけて、別の演習等を交えながら学びたいと思った。
講義
(15分)
・JAXA授業連携の紹介
・宇宙教育の可能性について
・子供の視野を広げることの大切さを改めて感じた。
・宇宙開発と私たちの生活との関連について、また日本の技術力が宇宙開発にどのように寄与しているのかについて、もっと強調してほしかった。
・動画や画像をすぐに活用したいと思った。
・キャリア教育の視点で、たくさん教材として活用できるものがあると感じた。
・実践例の一つひとつをもっと詳しく知りたかった。
・小学校、高等学校の事例をもっと知りたいと思った。

授業の感想・メモ

  • スライド資料の中に「4年 家庭科」とあり、気になった。(家庭科を学ぶのは5年生から)
  • 「主体的・協働的な授業」の具体の姿をもっと紹介したり、強調したりしてほしかった。(受講者間で「主体的・協働的な授業づくりに向けて、宇宙教育をどのように活用していくか」といったテーマで話合う時間があるとよかったかもしれない)
教員研修実績一覧

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