教員研修

環境教育研究会 見学研修テーマ『宇宙から見える地球環境・JAXA相模原キャンパス見学』

東京都・東京私学教育研究所 環境教育研究会

概要

全研修を通した趣旨

理科や総合学習等で生徒に還元するために,宇宙教育ならびに環境教育について具体的な事例とともに関係する知識を深める。

対象

東京都私立学校教員 36名

期間

平成28年度12月26日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
180分
見学
36名
JAXA相模原キャンパスの見学ツアーに参加
解説員:並木 道義(JAXA宇宙科学研究所科学推進部)
講義
宇宙教育と環境教育についての講義
講師:島田 利元(JAXA第一宇宙技術部門地球観測研究センター)、室町 篤(JAXA宇宙教育センター)

『研修会記録シート』

実施日
12月26日
合計時間
180分
参加数
36名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
見学
(90分)
JAXA相模原キャンパス見学
解説員の並木道義さんのお話がとても分かりやすく,大変興味深く見学することができました。技術面だけでなく、そのときの現場の様子や工夫についてもお話してくださり,宇宙開発に対して見方が変わりました。
展示スペースの広さと時間を考えたとき,多少間延びするような想像をしましたが,そのようなことはなく,あっという間に時間が過ぎていきました。受講者の満足度も高かったようです。
講義
(30分)
宇宙教育について
講師は室町篤さん。先生方自らが宇宙教育をして欲しいということが,講義を通じてよく分かりました。理科だけでなく総合学習にも十分に利用でき,様々なアプローチがあることが分かりました。配布していただいた導入教材が素晴らしかったです。
具体的にお話していただき,受講者もどのように宇宙教育にアプローチしていくのか想像できたと思います。
講義
(60分)
人工衛星を用いた地球の気候変動研究
講師は島田利元さん。専門的な内容で難易度は高い講義でしたが,人工衛星が地球環境を調べるツールとしてきわめて有用であることが分かりました。画像処理技術の細かさに驚きましたが,その考え方には理科で培うべき内容を含んでいて,大変参考になりました。
人工衛星からの画像をもとに地球環境の変化を調べることが可能であることが示され,宇宙開発の利点のひとつとして理解することができました。

授業の感想・メモ

  • 様々な分野が関わりあって宇宙開発や研究はなされており,学校でのどの授業でも宇宙は利用可能だと考えられます。また,宇宙については,生徒も比較的高い興味関心をもっています。今回の研修では,どのような内容をどのように利用できるのか,いくつかの具体的な方法を示していただき,宇宙に関する話題の幅や深さが大きくなったと思います。理科に限らず,他の教科や総合学習で利用していきたいと思います。
教員研修実績一覧

このページのTOPへ