教員研修

指導力パワーアップ研修 7/31テーマ『宇宙教育の授業への取り入れ方』

東京都・八王子市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

児童・生徒の興味・関心を高める授業の工夫や、外部機関と連携した指導の工夫を学ぶことを通して、教科指導力の向上を図る。

対象

八王子市立小・中学校教員 39名(午前19名・午後20名)

期間

平成29年7月31日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
午前180分
施設見学
39名
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
講義・演習
・宇宙教育について、教材紹介、コミュニケーションスキルについて
午後180分
施設見学
・JAXA相模原キャンパスの施設見学
講義・演習
・宇宙教育について、教材紹介、コミュニケーションスキルについて
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)

東京都・八王子市教育委員会

『研修会記録シート』

実施日
7月31日
合計時間
180分
参加数
39名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
見学
(90分)
・JAXA相模原キャンパスの紹介及び施設見学
・日本の宇宙教育の歴史、ロケット打ち上げの技術等、科学に関する専門的な内容が多かったが、非常に丁寧に説明していただき、分かりやすかったです。また、様々なエピソードも交えてお話いただいたので、宇宙に対する興味・関心をさらに高めることもできました。
講義・演習
(90分)
・宇宙教育の理念、教材紹介、コミュニケーションスキルについて
・宇宙教育は理科との結び付きが強く、難しいというイメージがあったが、「宇宙を教える」のではなく、「宇宙で教える」ということをうかがい、理科だけではなく、あらゆる教科で取り扱うことができる可能性を感じた。
・宇宙飛行士に求められる資質・能力であるコミュニケーションスキルでは、言葉だけで相手に物事を伝える難しさを痛感した。的確な説明や非言語での説明を加える等、正確かつ簡潔に相手を思いやる大切さを学んだ。今後の指導に活用していきたい。
・宇宙教育とは宇宙という教材を活用して子ども達に生きるための力を身に付けさせることであると実感しました。子どもにとって宇宙は非常に興味深い内容であるので、今後の授業の中で積極的に活用していきたい。

授業の感想・メモ

  • 宇宙教育の教材紹介だけにとどまらず、教材の使用方法の体験ができたり、児童・生徒に考えさせるための発問ポイントなどをアドバイスしていただいたりしたため、参加した教員にとって、すぐにでも授業実践につながる充足感のもてた研修となった。
  • 宇宙飛行士に必要とされるコミュニケーションスキルについての演習を体験することによって、全教科等の指導で活用できる言語活動の重要性について再認識させていただくことができた。また、児童・生徒同士、教師同士、児童・生徒と教師の間でどのようにコミュニケーションをとり、人間関係を構築する必要性についても学ぶことができた研修であった。
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