教員研修

角田市宇宙教育研修会テーマ『宇宙教育の意義、授業の取り入れ方』

宮城県・角田市教育委員会

概要

全研修を通した趣旨

角田市の小中学校教員に宇宙教育について研修してもらい、授業に生かしてもらう

対象

小中学校教員 32名

期間

平成29年7月28日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
330分
講義
32名
宇宙教育の理念について
実技
コミュニケーション力をきたえよう!
施設見学
宇宙開発展示室,高温衝撃風洞など
演習
グループごとに火星移住に必要な職業を考える
グループごとに宇宙を題材にした授業を考え,発表する
講師:室町 篤・谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)

研修会記録シート

実施日
7月28日
合計時間
330分
参加数
32名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(45分)
JAXA宇宙教育センター講師による講義
・「宇宙教育とは」という部分から理解できていないところがあったので,理念について丁寧に示していただき,理解することができた。
・プロフェッショナルを育てるのが目的ではなく,宇宙を活用して子供の心に火をつけることがねらいと知り,自分が考えていたよりも敷居が低くなったように感じた。
・角田宇宙センターの概要についても説明があり,角田に勤めていながら知らないことばかりで参考になった。
実技
(45分)
コミュニケーション力をきたえよう!
・すぐにでも学習活動に生かして行けそうな内容だった。
・日程の初めに設定してあったことで,この活動を通してグループでも打ち解けて活動することができるようになった。
・それぞれに役割があり,楽しい中にも緊張感を持って活動することができた。
見学
(120分)
JAXA角田宇宙センターの施設見学
・普段は見ることができない施設について丁寧に説明していただき,ありがとうございました。
・宇宙開発展示室については,児童を引率して来る場合のポイントについても説明していただき,大変参考になった。
・実際に試験をしている場面を見ることはできないので,具体的なイメージはつかみづらかったが,センターの職員の方々の熱心な説明をいただき,ある程度はつかむことができた。
演習
(30分)
火星移住に必要な職業を考える
・それぞれのグループによって考え方の道筋が異なり,発表を聞くことがとても楽しかった。
・答えが無いことで,子供たちもに取り組ませたときに自由に発想できそうだと感じた。小学生,中学生と,発達段階に応じて,それぞれ取り組ませることができそうで,活動に幅を広げやすいと感 じた。
演習
(85分)
宇宙を題材にした授業を考える
・一人で考えると敷居が高そうだったが,グループで話し合ったことで,色々な考えが出てきて大変参考になった。
・宇宙教育の推進指導教材をいただけて,大変参考になった。少しずつでも,学習活動に取り入れていけるように努力していきたい。
・各グループとも,熱心に話し合いが行われていたので,演習の時間がもう少し長めに設定されてもよかったかもしれない。

授業の感想・メモ

  • 今年度の研修は,角田市の初任者研修を兼ねていることもあり,半数以上が若年層の先生方の参加となった。ただ,その分,宇宙教育とはどんなものなのか?ということについて,若い先生方に知っていただく良い機会になったと思う。宇宙教育については,角田市で本格的に取り組み始めて2年目となるが,各校で取組に差が見られ,まだまだ手探りの状況である。そう言った意味でも,本研修会の果たす役割は大きく,宇宙教育の裾野を広げて行ければと考えている。
  • 昨年度の課題であった参加者の把握や,センターへの入場時の対応など,今年度はスムーズに行うことができた。今年度の研修会も,宇宙センターをはじめ,たくさんの皆様に支えられて実施することができた。ありがとうございました。次年度以降もどうぞよろしくお願いします。
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