教員研修
理科教育研究講座テーマ『科学への関心を高める授業づくりのアイディア』
神奈川県・秦野市教育委員会 教育研究所
概要
研修の趣旨
科学的な実験・工作等を通して子どもたちの科学への興味関心を高める指導の工夫について研修を深め、理科教育における教職員の資質向上と学校の教育活動の充実を図る。
対象
小学校及び中学校(理科)教員 18名
実施日
2019年1月25日
研修内容詳細
時間配分 | 研修内容 | 受講者の様子・感想 |
---|---|---|
講義 (50分) |
・JAXAについて ・宇宙教育センターの活動について ・「宇宙教育」の考え方について |
・「宇宙教育」は、スケールの大きなものと捉えがちだったが、以外に身近なものであると知ることができた。 ・宇宙で教育するということで、いろいろな分野での活用の可能性を感じることができた。 ・子どもの興味関心を高めるための良い教材がたくさんあると思った。導入や応用として授業に取り入れることができそう。 ・「宇宙教育」は、子どもたち、私たちの心がおどるところが良いと思った。 |
実習 (50分) |
【受講者の様子】 ・「コミュニケーション力を鍛えよう」の教材体験は、指示を伝える方も受け取る方もその難しさを実感し、「コミュニケーション」の意味や大切さを改めて考える機会となったようである。 ・「フィルムケースロケット」は、うまく発射させるために、自然と試行を繰り返し、その結果成功した際には、感動や驚きを味わう様子が見られた。 【受講者からの感想】 ・「宇宙」をテーマに、コミュニケーション力など幅広い教育ができる点がよいと思った。 ・すぐに実践に取り入れていけると思う。 ・楽しさと好奇心をくすぐられる内容だった。 |
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)
研修の感想・留意点等
- 今年度で8年連続の開催となります。毎年、参加した教員から好評を得ている講座となっています。身近なものを使った科学工作とともに、特に今回は、新たに理科や科学という枠を越えた教材を紹介していただき、「宇宙教育」の幅広さを実感することができ、とても新鮮でした。今回の研修を通して学んだ「宇宙教育」の視点や素材は、参加した教員により、今後の授業等で大いに生かされることと思います。