教員向け研修
令和5年度専門性向上研修
4382 理科【Ⅲ】(小・中・高・特)(外部施設の活用) JAXAテーマ『外部機関を効果的に活用した授業づくり ―日本科学未来館・JAXAの活用―』
東京都・東京都教育委員会
概要
研修の趣旨
理科の学習指導の改善に必要な専門的な知識及び技能の習得を図るとともに、外部機関と連携して科学の面白さや有用性を教員や児童・生徒へ伝えたり、研修会の企画力を高めたりする等、校内・地域で理科教育を推進する力を高める。
対象
小学校・中学校・高等学校・ 特別支援学校 理科、全科 48名
実施日
2023年7月27日
研修内容詳細
時間配分 | 研修内容 | 受講者の様子・感想 |
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講義 70分 |
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教材紹介及び実践例紹介は、各校種での例が紹介され、異校種での実践例を知る機会となった。 【受講者アンケートより】 JAXAが提供している資料や教材が、現場レベルに落とし込まれており、まだ知らない先生達も多いでしょうから、ぜひ現場に伝えたいと思いました。 |
実習 60分 |
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個人演習で指導案を作成し、グループワークで共有していた。その後の他グループのグループワークを知る時間は、更なる発見の機会となった。 【受講者アンケートより】 色々な先生のアイデアを頂き、またアクティブラーニングが非常に面白かったです。 |
見学 50分 |
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各受講者が担当する校種、学年等に関連のある展示内容を中心に、展示物の見学を通して宇宙教育についての理解を深めていた。 【受講者アンケートより】 工科高校1年生の生徒を対象に、敷地内の見学施設への校外学習を計画し、宇宙研究に機械、電気、電子の工業分野が大きく関係していることを生徒に気づかせるとともに、目的意識をもって専門の学習に向かえるようにしてみたい。 |
講師:塚脇 幸太(JAXA宇宙教育センター)
研修の感想・留意点等
- 念願であったJAXA相模原キャンパスを会場に実施することができた。
- 多彩な研修内容を御用意いただいたことで、本研修のねらいである「外部機関と連携して科学の面白さや有用性を教員や児童・生徒へ伝えたり、研修会の企画力を高めたりする等、校内・地域で理科教育を推進する力を高める。」を達成できた。
- 本研修で得た学びを、受講者が各所属等で還元することが期待できる研修であった。