教員向け研修

第2回宇宙教育研修会テーマ『群馬ならではの宇宙教育の推進』

群馬県・群馬県教育委員会

概要

研修の趣旨

宇宙を素材とした教材を活用した教育(宇宙教育)について、各教科等での活用検討、実践、成果の共有を通して、ぐんま宇宙教育プロジェクトのさらなる発展を図る。

対象

小・中学校教諭、長期研修員、指導主事  全教科 30名

実施日

2023年12月12日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
実習
60分
①授業実践の概要発表(10分)
②質疑(5分)
①+②で1セット、4回転
様々な実践を聞く中で、どの実践でも子供は宇宙を通して興味を持って活動する場面が多く、より主体的に学習に取り組む様子が感じられた。
実習
60分
③教材の検討をする実践を選ぶ(5分)
④「ぐんま宇宙教育パッケージ」の修正案を協議する(25分)
(休憩10分)
⑤修正案を基にワークシートに授業展開例を作成(25分)
③~⑤を同じブレイクアウトルームにてグループワーク
「ぐんま宇宙教育パッケージ」には魅力的な教材が多く、他教科や日常生活とのつながりを意識した授業展開とすることで、子供の教科の学びが深まるような授業案を作成できた。
実習
60分
⑦ワールドカフェ方式による意見交換(10分×3)
グループに説明役を固定しその他の参加者の組み換えを行った。
⑧全体で授業展開例を紹介(5分×2グループ)
⑨まとめ(15分)JAXA宇宙教育センターより
授業で活用できそうな資料やコンテンツの引き出しが増えた。また、これまでの実践の中にも、宇宙教育と関連した場面があったことに気付き、視野が広がった。

研修の感想・留意点等

  • 8月に行った第1回研修会を受けて、受講者に各校で授業実践をしていただいたことで、今回の研修会において具体的な子供の姿をイメージした意見交流を行うことができた。受講者からも「地球での当たり前が宇宙では全く異なる結果になることが多く、動画を見せることで学習内容の理解を深めたり、目で見ることで話だけでは伝わらない驚きや感動が伝わった」というように、先生方に子供たちが意欲的に学ぶ様子を実感していただくことができた。 また、先生方自身も「授業研究を行う際に、宇宙のことについて何か絡められるかなと思うようになった」といったように、授業づくりにおける視野が広がった。
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