宇宙教育シンポジウム・地域フォーラム

平成30年度 宇宙教育シンポジウム
テーマ「子どもたちの未来を拓く"宇宙教育"」

2019年03月03日

開催日

2019年3月2日(土)、3日(日)

開催場所

国民生活センター(相模原市)

プログラム

2019年3月に開催された宇宙教育シンポジウムにおいて、特に評価の高かったプログラムである「基調講演」と「ワークショップ」について、テープ起こしをし、発表者による校正・校閲をいただいたものを以下に掲載しました。ともに当機構が推進する「宇宙教育」の理念と活動の根幹がわかり易く説明されていますので、是非ご一読ください。

基調講演

演 題

「好奇心・冒険心・匠の心」と「子どもの心に火をつける」を再考する~宇宙教育の深化に向けて~

講演者

独立行政法人教職員支援機構・上席フェロー 百合田 真樹人(Ph.D.)
JAXA宇宙教育センター・アドバイザー

概 要

JAXA宇宙教育センターの宇宙教育は「宇宙そのもの」を教える教育活動ではないことは、すでに実践者の認識が共有されている。しかし、宇宙教育が「宇宙そのものを教えるのではない」だけではなく、「宇宙を素材や舞台として用いた教育活動」とするだけでも十分な理解とは言えない。「好奇心・冒険心・匠の心」と「子どもの心に火をつける」は、宇宙教育の理念が重視する要素だが、抽象的であり、それを乗り越えた理念の再考が求められる。そのためには、何が必要か、宇宙教育の深化に向けて考える。

ワークショップ

テーマ

あなたの考える宇宙教育とは?

目的

参加者に、より深く「宇宙教育」の意味、内容、意義 価値、重要性を考えてもらい、今後の活動の発展と地域における宇宙教育の拡大・浸透につなげる。

まとめ

島根大学教育学部 准教授 香川奈緒美
「宇宙教育」何を持って成功とするか(達成目標を明確にしよう!)
子どもたちはとても楽しそうに過ごしていた。でも「宇宙教育」としては、失敗だったよねという状況はどうして起きるのか。宇宙教育実践者が常に意識しなければならないことは何かを考える。

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