宇宙を活用した教育実践例

鏡にうつる像

青森県・青森市立油川中学校(2)

  • 中学生
  • 学校教育

概要

青森県・青森市立油川中学校(2)
中学1年生
144名(1年1組29名、1年2組28名、1年3組29名、1年4組29名、1年5組29名)
平成23年6月27日~6月28日
理科
第1分野 第1単元「身のまわりの現象」
 1.光の進み方とものの見え方 2時間目 鏡にうつる像
1.切り絵であそぼう(宇宙の学校家庭学習用教材)
2.ポリカーボネートミラーで作った合わせ鏡
3.アポロの着陸の写真
4.レーザー光線
5.SEECで発表した時のYoutubeビデオ(My Record Of SEEC in HoustonToshihiko MikamiVer02 01)
・発展として
 「宇宙ができたときからある“光”を捕まえよう!」ということで、どうやったら飛んでる光を挟みこめるかチャレンジをし、光の直進性と反射の法則の活用型学力を育成する授業に取り組んだ。
 光の進み方の作図を学んだ直後なので、合わせ鏡で像がたくさんできる様子などから、生徒は目に見えない光の進み方を考察できるようになった。そして、直角に合わせた合わせ鏡はリトロリフレクターとなり、道路を作る時に距離を測ったり、月と地球の距離を測ることに使われていることを知り、光の直進性や反射の法則が社会や科学の分野で利用されている状況に視野を広げていくことができた。

授業・活動後の先生のご感想、ご要望など

  • 光が宇宙からやってきて私たちに届いたり、私たちが光を月に送って戻ってくる光を利用したりすることへ気付くことを通して、光が宇宙の大切な構成部分であり、そして私たちの暮らしが宇宙の一部であることを実感できるのではないかと考えた。合わせ鏡を使った実験に、生徒はとても面白そうに取り組んでいた。
  • この授業を1分野の最初の単元で扱う事を通して、理科の学習は面白いこと、科学技術と結びついていること、そして、宇宙と自分を結ぶものであることを実感させることができたと思う。

授業の様子

リトロリフレクター
リトロリフレクター
反射の動き
反射の動き
宇宙を活用した教育実践例一覧

このページのTOPへ