宇宙を活用した教育実践例

ロボットハンドを作ろう!
〜小学4年理科「人の体のつくりと運動」〜

新潟県・柏崎市立比角小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 新潟県・柏崎市立比角小学校
対象 小学第4学年
対象人数 約90名
実施日 2021年2月24日〜3月5日 4時間×3クラス
タイトル ロボットハンドを作ろう!〜小学4年理科「人の体のつくりと運動」〜
活動内容

●骨・関節・筋肉のつくりを意識しながら、「ロボットハンド」として手のモデルを作る。

  • 骨・・・ストロー
  • 関節・・・段ボールを折り曲げる
  • 筋肉・・・たこ糸

●指の関節の数(親指2、他の指3)を意識しながら作る。

●うまく動くように、たこ糸の長さなどを調節する。見えない水蒸気の存在が分かることを知る。


<材料・道具>

  • 段ボール
  • ストロー
  • たこ糸
  • モール
  • 割り箸(手全体を裏から補強するために使う)
  • セロハンテープ
  • はさみ
  • 定規など

写真1
写真2
写真3
使用した宇宙の素材・教材など スペースセンター・ヒューストン主催の
Virtual Campout(2020年11月14日実施)で紹介されていたアクティビティ"Robotic Hand"を参考
参加者の様子・感想など
  • 骨と関節と筋肉のことを勉強していたので、仕組みは想像しやすかったけれど、動きが不安定だったため、それぞれを調節するのに苦戦しました。うまく動かない時はがっかりしましたが、工夫して安定して動くようになったら、すごく楽しくなりました。
  • みんなでジャンケンもできるほど、うまく作ることができて良かったです。
  • 学校では片手しか作らなかったけれど、家でも簡単に作れそうなので、両手を作ってみたいです。
  • 作ってみて、親指だけ関節がひとつ少ないことを初めて知りました。また親指だけ曲がる方向が違うので、うまく動くようにするために、いろいろ考えました。
  • 骨にするストローの長さを、自分の指の長さに合わせて作ってみました。今度作る時は、テープをあまり使いすぎないようにしたり、指の長さについてもっと気を付けてみたりしたいです。

活動のご感想・ご要望など

  • 紹介されていたアクティビティは親指以外の4本を作る工作でした。今回は手全体のつくりを意識したいと考え、親指も作ることにしました。親指だけ他の指と仕組みが少し異なることを理解するために、効果的でした。
  • たこ糸を筋肉に見立てることで、筋肉が「ゆるむ」というイメージがつきやすいと感じました。
  • 工作そのものは簡単なのですが、うまく動くようにするためには調整が必要なので、時間をかけて熱心に取り組む様子が見られました。当初3時間で終わらせようと考えていましたが、子どもたちの試行錯誤の時間を十分に確保するために、全4時間の活動となりました。
  • 材料費が安く済み、作り直しも簡単にできるので、気軽に取り組めました。「簡単なので、家でも作ってみたい」という感想が多かったです。
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