宇宙を活用した教育実践例

ハッチを開けて、知らない世界へ

三重県・菰野町立八風中学校

  • 中学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 三重県・菰野町立八風中学校
対象 2年生
対象人数 133名
実施日 2020年7月15日 6限目
タイトル ハッチを開けて、知らない世界へ
活動内容

教育出版の『とびだそう未来へ 中学道徳2』に掲載されている教材「ハッチを開けて、知らない世界へ」の授業を実施した。その際、教科書教材だけでは、宇宙についてのイメージが広がりにくいと判断したため、JAXAの「ISS交信イベント教材_宇宙と結ぶ詩」の映像を使用した。

授業の導入として、宇宙について知っていることを生徒に自由に発表させた。発表後、すぐに映像を見せ、宇宙とはどんな場所なのか、宇宙飛行士の立場からの視点や考え方、捉え方を学んだ。授業の後半では、教科書を音読し、宇宙飛行士である野口聡一さんの文を読んだ。授業の最後には、感じたこと・考えたことを文章でまとめた。

使用した宇宙の素材・教材など 教育出版の『とびだそう未来へ 中学道徳2』/「ISS交信イベント教材_宇宙と結ぶ詩」
参加者の様子・感想など
  • はじめは「宇宙」についてのイメージが漠然としていた生徒も多くいましたが、映像を視聴してからは、イメージが広がり、多くの視点をもつことができました。「宇宙」という空間そのものを身近に感じられた生徒も多かったです。未知の世界に興味をもってはいるものの、よく知らない・分からない部分が多くある「宇宙」について、深く学べたと感じています。

活動のご感想・ご要望など

  • 「生命や自然に対して畏敬の念をもつ」という目標を達成するために授業を行いました。実際の宇宙の映像を視聴することで、宇宙へのイメージを広げることができました。理科的な視点から疑問をもつ生徒も多くいたので、道徳という教科の枠を超えて、深く考えられた授業でした。生徒に貴重な体験をさせてあげることができました。ご協力ありがとうございました。
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