宇宙を活用した教育実践例

宇宙に関心を持ち、星空を見上げる児童を育てる

兵庫県・神戸市立妙法寺小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 兵庫県・神戸市立妙法寺小学校
対象 5年生
対象人数 83名
実施日 2020年9月18日(金)
タイトル 宇宙に関心を持ち、星空を見上げる児童を育てる
活動内容

1.学習の流れの確認(単元全体)

2.本時の活動
  • ・JAXAはどのような活動をしているのか
  • ・宇宙はどこから
  • ・人工衛星のお話 宇宙から見た妙法寺小学校
  • ・ロケットのお話
②傘袋ロケットの制作 説明と実際
③傘袋ロケットを飛ばそう
  • ・ルールの確認
  • ・トライアンドエラーで改良
④振り返り
  • ・実際に傘袋ロケットを作って飛ばした感想
  • ・工夫したことの発表
  • ・ロケットの飛ぶ仕組みのお話
  • ・次の活動「ペットボトルロケットの制作」の確認

使用した宇宙の素材・教材など 「バルーンロケットを作ろう」 販売元:一般財団法人日本宇宙フォーラム
参加者の様子・感想など
  • 今回は、新型コロナ感染症対策で、JAXAから講師先生をお招きすることはできなかったが、教育委員会の担当者と共に授業を行った。人工衛星の説明で、宇宙から見た妙法寺小学校に関心を持ち、位置情報や気象情報・またテレビ放送など身近に人工衛星が感じられたようである。
  • 例年本校では独自の総合的な学習のプログラムとして、自然学校での活動を取り入れたカリキュラムを展開しており、導入部分をJAXAとの連携事業で行っているが、ロケットを作って高原で飛ばすことや、高原で星空観察を行うことに対しての意欲付けが十分に行えたと感じる。
  • トライアンドエラーを大切にし、傘袋ロケットをより遠くに飛ばそうとする児童の姿が見られた。

活動のご感想・ご要望など

  • コロナ対策で、2クラスを1・2校時と3・4校時に分けて行った。最初のクラスで傘袋ロケットの尾翼に色鉛筆で色を塗らせたことで制作に時間がかかり過ぎてしまった。また今回、市販のバルーンロケットのキットを使用したが、ストローを使って弁状の部分から空気を入れるのが難しかったのと、ビニルが厚く飛距離が出なかったので、これまでのように普通の傘袋の方が制作が容易であったと思う。また、破れた際も簡単に新しい袋を渡すことができたが、児童数+予備では破れに対する対応が難しかった。
  • 今回はキットで、バランサーもなかったので手作りで試行錯誤する方が良いと思った。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
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