宇宙を活用した教育実践例
【地理総合】「モンスーンを探せ!」
~地球観測衛星データを活用して~
東京都・東京都立小平高等学校
- 高校生
- 学校教育
概要
学校・団体名 | 東京都・東京都立小平高等学校 |
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対象 | 1年生 |
対象人数 | 40名 |
実施日 | 2021年7月13日 |
タイトル | 【地理総合】「モンスーンを探せ!」~地球観測衛星データを活用して~ |
活動内容 |
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使用した宇宙の素材・教材など | ・JAXA オリジナルGoogle Earth Engine Apps 集 - 教室ですぐに見える!使える!衛星データ - https://edu.jaxa.jp/materialDB/contents/detail/#/id=50047 ・世界の気象リアルタイム https://www.eorc.jaxa.jp/theme/NEXRA/index_j.htm |
参加者の様子・感想など | 中学校で学習する季節風(モンスーン)は、季節によって風向きが入れ替わる風として、教科書にある夏冬の模式図を比較して理解している生徒が多いと思います。今回の授業では刻々と変化するモンスーンの実像を宇宙空間からの衛星画像動画として眺めることができたので、とても新鮮に感じたようです。実際のモンスーンは風向風速ともに複雑な流れで、地域的な違いや生活との関わりなどを調べることで、新たな発見もあった様子です。グループ学習では、4つの地域に分けたので、担当した以外の地域も調べてみたいという感想が多数ありました。 |
活動のご感想・ご要望など
- 授業時数の関係もあり、今回は50分授業1回で行いましたが、生徒のグループ活動や発表とまとめを考えると50分✕2回など時間をかけて学習させたり、複数の地域を調べさせるとより理解が深まるように感じます。また、今回利用した Google Earth Engine Apps集には降雨量の月毎のデータのみで、風向風速のデータが無かったので、JAXAの別サイトである「世界の気象リアルタイム」の画像を使って風と雨のデータを動画化する必要がありました。できれば、風向風速のデータもGoogle Earth Engine Apps集に追加してもらえると、世界の風向風速と降水量の対応がみられ地理総合の気候分野や地球環境問題の学習に有効活用できるので、是非対応をお願いします。