宇宙を活用した教育実践例
【地理】「国家と領域(生活文化)」
~地球観測衛星データを活用して~
富山県・富山県立富山中部高等学校
- 高校生
- 学校教育
概要
学校・団体名 | 富山県立富山中部高等学校 |
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対象 | 3学年 |
対象人数 | 23名 |
実施日 | 2021年7月15日(木) |
タイトル | 【地理】「国家と領域(生活文化)」 ~地球観測衛星データを活用して~ |
活動内容 |
・夜間光と空中写真を並べて表示する。 (光が途絶えている箇所と自然地形の関係を読み取る。) ・夜間光と一般図を並べて表示する。 (光の連続が国境をまたいでいる場合や、逆に国境付近に光がみられないケースをくらべ、それぞれの国家間の関係について考える。) ・夜間光のレイヤーの透過性を高めて国境と夜間光の関係を示す。 (レイヤーの透過性を調整することで2つの地図を重ねて比較する。) ・海上の夜間光を表示し、海上の境界について考える。 (国家間が陸で接していない場合でも排他的経済水域の接点を挟んで夜間光に違いがあることを読み取る。) |
使用した宇宙の素材・教材など | ・JAXA オリジナルGoogle Earth Engine Apps 集 - 教室ですぐに見える!使える!衛星データ - https://edu.jaxa.jp/materialDB/contents/detail/#/id=50047 |
参加者の様子・感想など |
強い関心をもって取り組む生徒が多かった。 |
活動のご感想・ご要望など
- これまでも夜間光を示した資料はあったが、Google Earth Engineによりブラウザ上で容易に操作できるようになったことで授業の幅が大きく広がった。生徒が自由に操作できることで、より主体的に学習に臨む様子や、協働する様子がみられてよかった。