宇宙を活用した教育実践例

【西本智実ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト 小中高生ワークショップ2021 】
「2030年、2040年、2050年 のそれぞれのゴールデンレコードに載せる作品を創ってみよう」

【西本ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト】
静岡県菊川市立小笠南小学校、東京都八王子市立横川小学校、 木津川市立高の原小学校、
同志社国際学院初等部、同志社国際中学校、 早稲田大学高等学院、
大阪府吹田市立千里丘北小学校、千葉県立銚子商業高等学校、 聖ドミニコ学園中学校・高等学校 

  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 【西本ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト】
静岡県菊川市立小笠南小学校、東京都八王子市立横川小学校、 木津川市立高の原小学校、
同志社国際学院初等部、同志社国際中学校、 早稲田大学高等学院、
大阪府吹田市立千里丘北小学校、千葉県立銚子商業高等学校、 聖ドミニコ学園中学校・高等学校 
対象 小学1年生~高校3年生
対象人数 計763名参加
実施日 2021年3月〜5月
タイトル 【西本智実ムーンショット音楽 感動共創プロジェクト 小中高生ワークショップ2021 】
「2030年、2040年、2050年 のそれぞれのゴールデンレコードに載せる作品を創ってみよう」
活動内容
  • 小中高生向けワークショップとして、「2021年の今、○歳の私たちは、2030年には○歳、2040年には○歳、2050年には○歳です。そのころの未来を想像して、届けたいゴールデンレコードを創ってみよう。」という児童生徒の自主性を尊重した研究活動を実施した。

  • 例えば、2021年現在、11歳の子どもたちは、2030年には20歳、2040年には30歳、2050年には40歳になっている。現在の自分達、そして10年後・20 年後・30 年後の年齢を各自が認識することにより、まず、遠くない将来の自分を想像することから始めて「私達の未来を想像してみよう」( 宇宙のこと、身の回りの事などなんでも可 )とし、その将来の自分達を取り巻く宇宙の環境を想像することにより、「私達の未来」に贈る作品を、どのように作るか、なぜそれを作るか、を考えて、2030年、2040年、2050年 のそれぞれのゴールデンレコードに載せる作品を「絵」「書」「作曲」「文章」の4つの領域から選んで制作する活動を行った。

  • 制作にあたっての条件としては、「絵」の範囲は広いので漫画やイラストも可能、「書」については新しい漢字や熟語の創作なども可能、「作曲」の制限時間は2 分以内を目安とし、「文章」は単語の羅列ではなく手紙などのきちんと人に伝わる文章を考えることとした。ワークショップは、開催校により、複数日に分けて実施する場合と、1日で実施する場合とがある。また、6校は授業としてワークショップを実施した。

  • コロナ禍の中で、遠足や修学旅行が中止となってしまった児童生徒たちが、全く異なる活動として、代わりに取り組むことにもなった。

  • 聖ドミニコ学園と協議し統一した提出資料の様式を作成し、当ワークショップの各学校の結果全て、音源や画像、付属資料を含めた媒体をとりまとめた。

  • 4月28日の聖ドミニコ学園中学校・高等学校におけるワークショップでは、西本智実が対面で直接講義・指導を実施し、午前の部:中学生、午後の部:高校生、計332名が参加した。

  • その他のワークショップでは、西本から各学校へのメッセージや指導をリモートで行ったり、教員が立ち合わないグループ参加者(3名+4名)には西本がリモートで直接講義するなど、事情に合わせて実施した。

ゴールデンレコードとは ゴールデンレコードとは、地球上の生命の多様性を表す図と音が記録されている金メッキされた銅製のレコードで、 1977年にアメリカ合衆国により打ち上げられたボイジャー1号と2号に、 地球外の知的生命体へのメッセージとして搭載されました。
使用した宇宙の素材・教材など ・NASA ボイジャー1号、2号に搭載されているゴールデンレコード
https://voyager.jpl.nasa.gov/golden-record/whats-on-the-record/images/
日本科学未来館のドームシアターにて上映中の動画DVD 『バースデイ~宇宙とわたしをつなぐもの~』
参加者の様子・感想など

4月28日に行った聖ドミニコ学園中学校・高等学校におけるワークショップでは、西本が対面で直接講義・指導を実施し、午前は中学生、午後は高校生、計332名が参加し、講堂での講話と動画視聴の後、それぞれの教室でチームを編成し、「絵」「書」「作曲」「文章」の4つの領域から選択して、2030年、2040年、2050年 のそれぞれのゴールデンレコードに載せる作品を制作するワークショップ活動を行った。 講話、DVD視聴では、興味津々で聴き入る姿が印象深かった。 ワークショップ活動では、自主的にテーマを選び、チームで議論しながら、こうしてみようか、ああしてみようか、と試行錯誤しつつも形を作り上げていく積極的な姿を目のあたりにすることができた。 「未来なんてわからないけどどうしよう」「こんなのでいいのかな、違うかな」「こっちのほうがいいかも。こうしてみようか」等といった会話を聴きつつ、眼前で形・色・音になっていくアイディアの豊かさに、驚くとともに大変嬉しく感じた。

活動のご感想・ご要望など

  • 資料展示場へ行く事ができない多くの方たちのために、さらに仮想体験もできる機会をつくっていただけますことを切に願います。
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