宇宙を活用した教育実践例

【社会科】水はどこから~地球観測衛星データを活用して~

東京都・世田谷区立喜多見小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 世田谷区立喜多見小学校
対象 4年生
対象人数 32名
実施日 2021年6月24日
タイトル 【社会科】水はどこから~地球観測衛星データを活用して~
活動内容
  1. 水源林の役割を復習する。
  2. 「Google Earth」の資料から、ダムの周りに水源林があることや、その広さを確かめる。
  3. 森林資源の使われ方の資料や「Google Earth Engine 森林/非森林マップ」の資料から、世界では森林が大切に使われていない事実を捉える。
  4. 森林が減るとどんなことが起きるのか考える。
  5. 木を大切にして生活するためにはどんなことができるのか考える。
  6. 森林の大切さについて自分なりの言葉でまとめる。

詳細資料:指導案(白倉先生)  PDF(720KB)

使用した宇宙の素材・教材など ・JAXA オリジナルGoogle Earth Engine Apps 集 - 教室ですぐに見える!使える!衛星データ -
https://edu.jaxa.jp/materialDB/contents/detail/#/id=50047
参加者の様子・感想など

「Google Earth Engine 森林/非森林マップ」は世界で森林が減少している地域がとても分かりやすく示されてるため、児童はとても興味をもって授業に参加していた。また、本単元を終えて、児童は、資料の中から様々な事実を探したり、そこから分かることや確かめられることについて自分なりの考えを持つことができるようになってきた。「Google Earth Engine 森林/非森林マップ」を通して、日本で起きている問題に目を向けるだけではなく、世界の問題に目を向け、考えることの重要性について学んだ子もいた。

活動のご感想・ご要望など

  •  「Google Earth Engine 」は、ICTが得意でない私にとっても、簡単に操作し、授業で活用することができました。今までの授業では、教科書に載っている地図や資料を使うことが多くありましたが、衛星データや航空データを基に作られた「Google Earth Engine」や「Google Earth」の資料はとても新鮮で、分かりやすく、使いやすかったので、今後も活用していきたいです。今回は、教師が資料を提示する形で授業を進めていったので、今後は環境を整え、児童が実際に「Google Earth Engine」を触りながら学習していく授業をしていきたいと考えています。

授業の様子

授業の様子1
授業の様子2
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