<全授業を通した指導目標>
地球の美しさがわかり,それを守っていこうとする態度を育成する。
<対象>
小学5年生 33名
<期間>
平成18年4月21日~平成19年3月20日
回数(総時間):24回(28時間25分)
<区分>
- 総合学習の時間
授業連携
鹿児島県・南種子町立中平小学校
地球の美しさがわかり,それを守っていこうとする態度を育成する。
小学5年生 33名
平成18年4月21日~平成19年3月20日
回数(総時間):24回(28時間25分)
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
90分 |
講義 |
32名 |
「地球環境について」 |
|
講師:中村 全宏(JAXA宇宙教育センター 主事) 支援:岸 詔子 |
|||||
2 |
45分 |
授業 |
33名 |
前時(4月21日)の学習のおさらいをし、自分が調べてみたいことを考える。 |
|
自分が選んだテーマについてウェビング法で視野を広め、今後の調べ学習の意欲を高める。 |
|||||
3 |
45分 |
授業 |
33名 |
前時(4月21日)の学習のおさらいをし、自分が調べてみたいことを考える。 |
|
自分が選んだテーマについてウェビング法で視野を広め、今後の調べ学習の意欲を高める。 |
|||||
4 |
5月1日 |
45分 |
授業 |
32名 |
設定したテーマについて、どんなことを調べたいか考え、今後の計画を立てる。 |
5 |
5月2日 |
45分 |
授業 |
32名 |
教師が使用している参考文献を紹介し、設定したテーマについてまとめさせる。 |
6 |
5月8日 |
45分 |
授業 |
32名 |
教師が使用している参考文献を紹介し,設定したテーマについてまとめさせる。 |
7 |
5月9日 |
45分 |
授業 |
32名 |
教師が使用している参考文献を紹介し、設定したテーマについてまとめさせる。 |
8 |
5月11日 |
45分 |
授業 |
32名 |
教師が使用している参考文献を紹介し、設定したテーマについてまとめさせる。 |
9 |
5月15日 |
45分 |
授業 |
32名 |
教師が使用している参考文献を紹介し、設定したテーマについてまとめさせる。 |
10 |
5月18日 |
45分 |
授業 |
32名 |
今まで調べた学習内容をまとめさせる。 |
11 |
5月29日 |
45分 |
授業 |
32名 |
今まで調べた学習内容をまとめさせる。 |
12 |
6月13日 |
45分 |
授業 |
32名 |
大気汚染と水汚染のビデオを見て、考えたことなどをまとめさせる。
|
13 |
90分 |
授業 |
32名 |
パックテストなどを通して、いかに自分たちの生活廃水が地球を汚染しているか気づかせる。さらに、今後どのような暮らし方をすればいいか考えさせる。 |
|
指導:清水 健司 (鹿児島県地球温暖化防止活動推進センター 事務局長) |
|||||
14 |
6月22日 |
45分 |
授業 |
32名 |
体験したいことをグループごとに計画する。 |
15 |
6月26日 |
90分 |
授業 |
32名 |
体験学習を始める。 |
水の汚染度を調べたり、CO2を減らすため植林をしたり、放射線が写っているDVDを視聴したり、ソーラーカーを走行させたり、宇宙食について調べるため土日に宇宙科学技術館へ行く、など。 |
|||||
16 |
7月6日 |
45分 |
授業 |
32名 |
体験学習が十分でないグループの支援を行ったり、他の体験をアドバイスして、視野を広めさせる。 |
17 |
7月10日 |
45分 |
授業 |
32名 |
体験学習が十分でないグループの支援を行ったり、他の体験をアドバイスして、視野を広めさせる。 |
18 |
7月13日 |
45分 |
授業 |
32名 |
体験学習が十分でないグループの支援を行ったり、他の体験をアドバイスして、視野を広めさせる。
|
19 |
7月18日 |
45分 |
授業 |
32名 |
1学期のまとめ |
20 |
90分 |
授業 |
33名 |
グループごとに調べてきたことを体験することで、地球がいかに汚染されてきているか理解したり、また自分たちが今度どのような生活を送っていけばよいか考えたりする。 |
|
21 |
90分 |
授業 |
33名 |
グループごとに調べてきたことを体験することで、地球がいかに汚染されてきているか理解したり、また自分たちが今度どのような生活を送っていけばよいか考えたりする。 |
|
22 |
11月8日 |
300分 |
発表 |
33名 |
「学習発表会」 |
『環境』をテーマに調べ学習を行ってきた総合学習の成果を発表する。 |
|||||
講評:中村 全宏(JAXA宇宙教育センター 主事) |
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23 |
90分 |
発表 |
33名 |
「鹿児島県内の小学校3校合同による成果発表交流会」 |
|
支援:岸 詔子、森 理恵、横内 美朝 |
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24 |
3月20日 |
135分 |
授業 |
33名 |
授業を通して学んできた「環境」についてまとめる。 |
支援:中村 全宏(JAXA宇宙教育センター 主事) |
<今回の授業の指導目標>
・宇宙と地球の環境のちがいを知り、地球はいかに住みやすく、また、美しいところであるのか理解する。
・その地球が破壊されてきていることを知り、その原因を探ろうとする意欲を高める。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
展開 (90分) |
(1)地球と宇宙の環境の違いを自由に書かせ、発表する。 (10分) (2)地球の位置や火星などとの環境の違いを専門的に説明していただく。 (20分) (3)宇宙飛行士のビデオを見て、宇宙と地球の生活の違いを考える。30分) ※トイレ休憩(10分) (4)地球とその近辺の星の違いを説明していただくとともに、環境問題について解説していただく。(20分) |
◎意識がつながるように、流れを考えて授業を組み立てた。 ◎授業にテンポ、リズムをつけるため、書く作業や発表を随所に取り入れた。 ◎講義だけにとどまらず、ビデオなどを取り入れ、視覚に訴えるようにした。 ◎講師の方には、少し専門的な知識も語り、スパイスを入れるようお願いした。 △ワークシート記入。および考察。発表。パワーポイント、ビデオ視聴。 |
・意識がつながるように、流れを考えて授業を組み立てた。 ・授業にテンポ、リズムをつけるため、書く作業や発表を随所に取り入れた。 ・講義だけにとどまらず、ビデオなどを取り入れ、視覚に訴えるようにした。 ・講師の方には、少し専門的な知識も語り、スパイスを入れるようお願いした。 |
<今回の授業の指導目標>
・前時(4月21日)の学習のおさらいをし、自分が調べてみたいことを考える。
・自分が選んだテーマについてウェビング法で視野を広め、今後の調べ学習の意欲を高める。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
展開 (90分) |
(1)「夜の地球(NASA提供)」のポスターを見て、考えたことを書き、発表する。(20分) (2)前時に学んだ環境問題について発表する。(15分) (3)調べたい問題についてアンケートをもとにグループ分けをする。 1班:ごみ 2班:自然 3班:エネルギー 4班:オゾン層 5班:地球温暖化 6班:食べ物 (10分) (4)ウェビング法で自分のテーマの視野を広げ、今後の学習の骨格を作る。(45分) 「ウェビング法」 一つの言葉から、蜘蛛の巣のように物事を連想して視野を広める方法。(例:「冬」と言えば、雪、雪と言えば冷たい・・・等) |
△ワークシート記入。発表。グループ討議。 |
・前時の中村さんの授業を想起させ、地球の環境問題について考えさせるようにした。 ・「夜の地球」のポスターから、日本、つまり自分たちはいかに環境問題について考えなければならないのか、緊急の状況にあることを伝えた。 |
<今回の授業の指導目標>
・前時(4月21日)の学習のおさらいをし、自分が調べてみたいことを考える。
・自分が選んだテーマについてウェビング法で視野を広め、今後の調べ学習の意欲を高める。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
展開 (90分) |
(1)「夜の地球(NASA提供)」のポスターを見て、考えたことを書き、発表する。(20分) (2)前時に学んだ環境問題について発表する。(15分) (3)調べたい問題についてアンケートをもとにグループ分けをする。 1班:ごみ 2班:自然 3班:エネルギー 4班:オゾン層 5班:地球温暖化 6班:食べ物 (10分) (4)ウェビング法で自分のテーマの視野を広げ、今後の学習の骨格を作る。 (45分) 「ウェビング法」 一つの言葉から、蜘蛛の巣のように物事を連想して視野を広める方法。(例:「冬」と言えば、雪、雪と言えば冷たい・・・等) |
△ワークシート記入。 発表。 グループ討議。 |
・前時の中村さんの授業を想起させ、地球の環境問題について考えさせるようにした。 ・「夜の地球」のポスターから、日本、つまり自分たちはいかに環境問題について考えなければならないのか、緊急の状況にあることを伝えた。 |
<今回の授業の指導目標>
パックテストなどを通して、いかに自分たちの生活廃水が地球を汚染しているか気づかせる。
さらに、今後どのような暮らし方をすればいいか考えさせる。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (5分) |
本日の学習内容を理解する。 ・パックテストを行う。 「パックテスト」 水の汚染度を薬剤を使い、 数値で表すテスト ・将来の南種子町を設計する。 |
◎水の汚染度を調べるため、パックテストを行うことを説明する。 ◎将来の南種子町を考えさせるために広幅用紙に、自由に町を設計させる。 |
・汚染度を比較しやすいように、しょうゆ、焼酎、川、生活排水溝の水を用意する。 ・その結果,どんな事が言えるのか考えさせる。 ・将来の南種子町をかかせる時には,環境の視点をもってかくように留意させる。 |
展開 (75分) |
(1)パックテストを行う。 (2)将来の南種子町を設計する。 |
△排水溝の水の汚染度を調べる。 △自分が夢見る将来の南種子町を設計する。 |
|
まとめ (10分) |
今後どのように生活していくか感想を述べる。 |
<今回の授業の指導目標>
グループごとに調べてきたことを体験することで、地球がいかに汚染されてきているか理解したり、また自分たちが今度どのような生活を送っていけばよいか考えたりする。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
各グループの体験内容を発表する。 |
◎どのグループが何をするか板書する。 △体験活動の準備をする。 |
・どのグループも意欲的に体験活動ができるように、何をするのかクラス全体に把握させておく。 ・体験活動に必要な道具などを支援する。 |
展開 (75分) |
それぞれの体験をする。 |
(1)自然グループ 洗顔をするのに、どれくらいの水を無駄遣いしているか調べる (2)エネルギー班 自分たちで電気を作ってみる (3)オゾン層班 紫外線の影響を調べる (4)空気班 両面テープを町の至る所にはり、 どの場所が一番汚れるか調べる (5)リサイクル班 牛乳パックからはがきを作る (6)食グループ 健康に良い料理を作る |
・安全に留意させる。 ・次の体験につながるよう、随時メモをさせる。 ・活動が停滞している班には助言、支援をする。 |
まとめ (5分) |
体験したことや課題をレポートに書く。 |
△良かった点、改善すべき点をまとめる。 |
<今回の授業の指導目標>
グループごとに調べてきたことを体験することで、地球がいかに汚染されてきているか理解したり、また自分たちが今度どのような生活を送っていけばよいか考えたりする。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
各グループの体験内容を発表する。 |
◎どのグループが何をするか板書する。 △体験活動の準備をする。 |
・どのグループも意欲的に体験活動ができるように、何をするのかクラス全体に把握させておく。 ・体験活動に必要な道具などを支援する。 |
展開 (75分) |
それぞれの体験をする。 |
(1)自然グループ 学校にどれだけ、またどのような生き物がいたか、整理する。 (2)エネルギー班 自分たちで電気を作ってみる(自転車のランプを使って) (3)オゾン層班 紫外線の影響を調べる。 (4)空気班 両面テープを町の至る所にはり、どの場所が一番汚れるか調べ、まとめる。 (5)リサイクル班 牛乳パックからはがきを作る(本日完成) (6)食グループ 健康に良い料理を作り、クラス全員に試食をしてもらい、意見を仰ぐ。 |
・安全に留意させる。 ・次の体験につながるよう、随時メモをさせる。 ・活動が停滞している班には助言、支援をする。 |
まとめ (5分) |
体験したことや課題をレポートに書く。 |
△良かった点、改善すべき点をまとめる。 |
<今回の授業の指導目標>
今年度、宇宙教育センターとの連携授業を実施した鹿児島県内の小学校3校(内之浦小学校・岸良小学校・中平小学校)の生徒がインターネットを利用した会議システムにより、各学校が総合学習で学んだ成果や地域の特色(内之浦と種子島、それぞれの射場紹介など)を学びあう交流会を行う。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 ( 分) |
|||
展開 (90分) |
はじめの言葉:岸良小学校 (5分) 岸良小学校の発表・質疑応答 (20分) 内之浦小学校の発表・質疑応答(20分) 休憩(10分) 中平小学校の発表・質疑応答 (20分) 講評:宇宙教育センター (10分) おわりの言葉:内之浦小学校 (5分) |
||
まとめ ( 分) |
<生徒たち>
<教師側>
11/8に種子島の中平小に行ってきました。
今年4月下旬の最初の方の授業の際に最初お伺いして、ヒントになるようないろいろなことを伝え、その後は担任の高味先生が適宜メールや電話で宇宙教育センターや近くの種子島宇宙センターとやり取りをしながら授業を進めてきていました。「中間発表会は必ずまた来ます!!」と言って最初の出張は終わっていたのですが、念願かなって中間発表である学習発表会に行くことができたのです。
発表会の日の子どもたちは、最初に出会った4月のときとは、環境に対する知識や考え方が本当に高いレベルになってました。もちろん、そうは言っても小学校5年生なわけで、環境学者の先生方が唸るような内容ではないにしろ、半年間でここまでよく学習したな、と本当に感心しました。もちろん、高味先生のサポートの賜物であることも言うまでもありません。
今回も発表会前に校長先生ともお話する時間がありました。校長先生は理科教育がご専門で(かなりその道ではご活躍されているようです)、また環境分野もご専門とのことでなかなか厳しく高いレベルのことを子どもたちに期待されているようでした。
「環境は本当に考えていくと、複雑すぎて大人でも答えが出ないのに、子どもたちは本当に悩むだろう。でもその悩むことがいいんだ。」と。校長先生なりの愛のムチかも知れません。
発表会後、受けた質問もレベルがかなり上がっており、また、どんどん出る質問に結局時間の都合で全部答えることができませんた・・・。(45分の質問タイムの予定だったのを、倍の90分に延長しても時間が足りませんでした)4月と比べると、僕の説明を聞くときの真剣さやノートを熱心に取っている子もたくさんいて、その点もずいぶんと変わったなと感じました。
質問タイム終了後、子どもたちが帰ったあと、高味先生と僕は今後の授業の進め方についてかなりの時間話をしました。悩むだけで終わらず、子どもたちのやる気を持続させたり、達成感を味あわせてあげるためにはどのように授業を進めていけばいいのか。話をしていくうちにカッチリした答えは見つかりませんでしたが、ある程度今後の授業の流れは描けたと思います。
種子島の子どもたちは環境問題とはほとんど無縁とも言える自然豊かな場所で生活をしています。4月の授業を開始する前のアンケートでは、何人もの生徒が「環境・環境問題という言葉がよくわからない」という回答をしていました。彼らに環境問題を教え、その解決策の一端でも見出させることは都会の子どもたちに同じことを行う以上に難しいのかもしれません。
今回は、子どもたちと給食を食べました。(実は給食を食べるのはこれが生まれて初めてでした!!)一緒に昼休み校庭でドッヂボールをして遊びたかったのですが、授業の資料づくりの仕上げをギリギリまで行っていたり、着替えも持ってきていなかったので、それはかないませんでした。
今回の出張の終わりに、子どもたちへは「次は、必ずジャージを持ってくるから僕対みんなでドッヂボールをやろう!!」と約束して島を出たのでした。
ご存知のとおり鹿児島県にはJAXAのロケット打上げ基地(発射場)が2箇所(内之浦宇宙空間観測所と種子島宇宙センター)あるのですが、今日は、自分たちの故郷にロケット発射場を持つ3つの小学校がインターネットを利用した会議システムを使って合同交流会を行いました。
参加してくれたのは、内之浦小学校と岸良(きしら)小学校、そして種子島にある中平小学校の生徒さんたちです。
それぞれの学校が、今年度 宇宙教育センターとの連携による授業を行ったのですが、「せっかくなんだから、お互いの学校で学んだことや、ふるさとの紹介をやってみようよ」ということになり、肝付町役場の方や各学校の先生方が中心となって準備を進めていただき、今日の交流会開催となりました。(先生方、おつかれさまでした!)
3つの小学校に、相模原の宇宙教育センターを加えた4箇所を接続し、いざ開始!
パソコンに映る各地点の様子に、みんな興味津々。代わる代わるウェブカメラを覗き込んでみたり、マイクに向かって話しかけたり。
「こんにちはー。こちらは内之浦小学校です。聞こえますかー?」
「はーい。こちらは種子島の中平小学校です。ちゃんと聞こえまーす。」
「岸良小学校も、よく聞こえてまーす。」
「JAXAも大丈夫。ちゃんと聞こえてるよー。」
こんな感じでワイワイ楽しく始まった交流会ですが、それぞれの学校から実に多彩な内容が紹介・発表されました。
岸良小学校からは、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた内之浦宇宙空間観測所の紹介や、ふるさとの「棒踊り」などが披露されました。
内之浦小学校は、学習発表会でも披露した「太陽」に関する発表や、実際にミニソーラーカーにライトを当てて走らせるといった実験を見せてくれました。
中平小学校は、総合学習で「環境」について勉強したこと、種子島宇宙センターやロケットのこと、火縄銃やサツマイモ・赤米など郷土の名物を紹介してくれました。
そうそう、ご当地クイズも出してくれました。 試しにみなさんもチャレンジしてみてください。
(答えは最後に書きますね)
<もんだい1> 黒米は、炊くと何色になる? 次の中から選んでください。
1ばん: 黒色 2ばん: 紫色 3ばん: 白色
<もんだい2> サトウキビの絞り汁を煮詰めてできた固まりは何色?
1ばん: 白色 2ばん: ピンク色 3ばん: 黒色
意外なスペシャルゲストも登場です。
そうですよ、インギー鶏さん。
明治時代、イギリスの帆船「ドラメルタン」号が暴風雨によって種子島に漂着しました。助けてくれた御礼にと、船員たちはその中で飼育されていた鶏をあげたのだそうです。そのイギリス人たちのことを地元の言葉で「インギー」と呼んでいたことから、その鶏は「インギー鶏」として名付けられ、現在まで大切に飼育されているとのこと。
中平小のみんなが大事に抱え上げ、オス・メス各1羽のインギー鶏が紹介されました。
こんな感じで終始なごやかに進んだ交流会、最後に感想を聞いてみると、
「楽しかったでーす!!」
「勉強になりましたー!!」と、
とーーーーーーーっても元気な声で答えてくれました。
技術が発展し、インターネットで遠く離れたお友達とも交流ができる便利な時代になったけど、いちばん大切なのは「伝えたい」「分かってもらいたい」という気持ちと、そのための努力。3つの小学校のみんなが一生懸命に準備して交流会に臨んだこと、よーく伝わりました。
準備期間は短かったはずなのに、みんなよくがんばったね。
どうやらこの3つの学校、「いつかまた一緒に交流会やりましょう」と、すでに約束が交わされたとか。
次回の交流会では、どんなことを披露してくれるのでしょうか、楽しみです。
それでは最後に、ご当地クイズの答えです:
もんだい1の答えは 「2ばん:紫色」 もんだい2の答えは 「3ばん:黒色」でした。