<全授業を通した指導目標>
“みよう”シリーズ
『自然の不思議さにふれ、いろいろなことを知る楽しさをあじわう』
子どもたちの心に、自然と宇宙と生命への限りない愛着を呼び起こし、いのちの大切さを基盤として、“好奇心”と“冒険心”と“匠の心”を豊かに備えた明るく元気で創造的な青少年育成をめざし、幼児の心に火を点す。
<対象>
3歳15名、4歳16名、5歳16名、保護者47名 合計94名
<期間>
平成19年7月18日~平成20年2月15日
<区分>
親子教室
授業連携
岩手県・奥州市立若柳幼稚園
“みよう”シリーズ
『自然の不思議さにふれ、いろいろなことを知る楽しさをあじわう』
子どもたちの心に、自然と宇宙と生命への限りない愛着を呼び起こし、いのちの大切さを基盤として、“好奇心”と“冒険心”と“匠の心”を豊かに備えた明るく元気で創造的な青少年育成をめざし、幼児の心に火を点す。
3歳15名、4歳16名、5歳16名、保護者47名 合計94名
平成19年7月18日~平成20年2月15日
親子教室
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
95分 |
映像鑑賞 |
47名(保護者含む) |
映像「いさわの夜空」
|
|
講師:大江 昌嗣 (イーハトーブ宇宙実践センター 理事長・理学博士) |
|||||
講演 |
「夜空を見上げてみよう」 |
||||
講師:吉田 智子 (宇宙教育リーダー・岩手大学非常勤講師) 支援:宮原有香 |
|||||
2 |
95分 |
実習 |
96名(保護者含む) |
「風をつかまえる」 ふわふわスチール板を工夫して、浮かぶ物、飛ぶ物を作ろう |
|
講師:遠藤 純夫(JAXA宇宙教育センター 参事) 支援:宮原有香 |
|||||
3 |
110分 |
実習 |
84名(保護者含む) |
「プチロケットを飛ばそう」 「ロケットをつくって飛ばそう」(ぬれたカサ入れ袋ロケット) 「熱気球をつくって飛ばそう」 |
|
講師:遠藤 純夫(JAXA宇宙教育センター 参事) |
|||||
支援:岸 詔子 |
|||||
4 |
65分 |
実習 |
90名(保護者含む) |
「星砂をさがして、星座をつくろう」 |
|
講師:遠藤 純夫(JAXA宇宙教育センター 参事) 支援:宮原有香 |
<今回の授業の指導目標>
自然の不思議さにふれ、いろいろなことを知る楽しさを味わう。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
園児・父母一緒 (35分) |
○“いわさの夜空”の映像鑑賞 胆沢の夜空探検に出発する。 |
◎自分達の住んでいる所の星はどんな星か、星空の観察に必要な準備の映像も見せながら興味を持たせ、探検することを話す。 ◎星空、世界の明かり、銀河等の映像の他、子ども達が見たり聞いたりしたことのある天の川や星座、星の名前について詳しく説明する。 |
父母のみ (50分) |
○講話「夜空を見上げてみよう」を聴く 星について図を見たり話を聞いたりする。 |
◎この時間は、胆沢の星と仲良くする時間にしたいということを初めに伝える。 ◎身近な星、北斗七星等の名前の由来や呼び方、神話、歴史、そして星の探し方を、配布した資料や板書を通して詳しく説明する。 |
父母のみ (10分) |
○「宇宙教育連携プログラム」について話を聞く。 |
◎「宇宙教育連携プログラム」について説明をする。 |
<今回の授業の指導目標>
自然の不思議さにふれ、いろいろなことを知る楽しさを味わう。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
園児・父母一緒 (90分) |
○空を飛ぶ蝶や鳥の映像を観る ○ふわふわスチール板を使って、凧や飛行機、鳥を作る ・作った物を浮かばせたり飛ばしたりして遊ぶ |
(遠藤純夫先生担当) ・スチール板を利用した凧作りを説明する。 はじめに祖父母に作り方を聞きながらどうすれば浮かぶか聞き、不安定な凧から浮かぶ凧へと変化を見せ、参加者の製作を始める。 ・鳥や飛行機の形に切ったスチール板にコルクの重りを付けてバランスよく【浮かぶ・飛ぶ】を工夫して作ることをアドバイスする。 |
祖父母のみ (5分) |
「宇宙教育」連携プログラムについて話を聞く。 |
(JAXA宇宙教育センター宮原先生担当) 「宇宙教育」連携プログラムについて説明をする。 |
<今回の授業の指導目標>
自然の不思議さにふれ、いろいろなことを知る楽しさを味わう。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
園児・父母一緒 (10分) |
○手品と月証明書 |
(阿部園長) ・風船電話、風船割り、空気鉄砲、ふわふわスチロールの飛行機飛ばしを見せて、興味を引く。 ・転入児へ誕生日の月証明書を贈る。 |
(30分) |
○月・ロケットのお話を聞きながら映像を観る。 |
(的川先生) ・月の模様やセレーネ「かぐや」の打ち上げの様子を開設しながら見せ、”行きたい””知りたい””(ロケットを)作りたい”という気持ちを引き出していく。 ・地球上の生き物やきれいな景色を映し出し、戦争体験を話して聞かせ、一番大切なことは命であることを伝える。 |
(40分) |
○プチロケットを飛ばす。 |
(遠藤先生・岸詔子先生担当) ・注射器の中に入れたエタノールに火を着け、気化させて飛ばして見せる。 ・幼児に注射器を一本ずつ配布し、一緒にカウントダウンしながら飛ばして遊ぶ。 |
(30分) |
○熱気球を作って飛ばす |
(遠藤先生・岸詔子先生担当) ・参加した父母に手伝ってもらいながら、ビニール袋6枚をテープで貼り付け、園児がイラストを描くように説明する。 ・園庭で、出来上がった熱気球を上げる。 |
星砂について知り、お家の人と星座作りを楽しみ、自然へ興味や関心をもつ。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (20分) |
・星砂を知る |
◎星砂の状態等について伝える。(遠藤純夫先生) △星砂について”どこから来たか””どんな形か””どんなところにあるか”など星砂の正体を知る。 |
・プロジェクターを活用し、イラストや写真で分かりやすくしたり、拡大して見せたりし、興味を引きながら説明をする。(言い伝え・見つけられる場所・星砂の種類・生き物であること等) |
展開 (35分) |
・星砂を探し星座を作る ・作品を発表する |
◎作り方を説明する。星座の一等星に使えるよう大きな星砂を配る。(遠藤純夫先生) △星砂を台紙の上で探し、配られた大きい星砂も使い、資料を見ながら空の星座や、オリジナルの星座を、色鉛筆で台紙に描き、ボンドで星砂を付けて作る。 ◎全員の作品をステージで紹介する。(遠藤純夫先生) △幼児は、名前と何を作ったかを説明する。 |
・準備する物 (各親子)星砂の瓶1本・黒の台紙2枚・爪楊枝 速乾性ボンド・色鉛筆 |
まとめ (10分) |
・親子で発表 |
△冬休みに科学実験をした家庭は、発表をする。 ◎職員が作った作品を紹介する。 |
・科学実験をした家庭に、写真や作ったものをもってきてもらう。 |
岩手県・奥州市立若柳幼稚園