<今回の授業の指導目標>
講義・実験「宇宙での生活」
生物が生きるために必要な空気・水を宇宙で生活している人はどのように得ているのかを学習する。
空気・水の循環システムを実験を通して理解する。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
導入 (5分) |
本時のねらいを把握する。 「生きていくために必要な水・空気を宇宙ではどのようにして得ているのだろうか。」 |
◎講師を紹介する。
△実験 「真空での燃焼実験」 熱・光を得るためにも酸素が必要なことを観察する。 |
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展開 (80分) |
○宇宙で空気・水をどのように得ているのか。 酸素は、液化し圧縮する。 水は、そのまま輸送するためコストが高くなる。
○水・酸素の循環システムを人工的につくることが研究されていることを理解する。 |
△宇宙まで必要なものはほとんど輸送していることを知る。
△実験 「水の浄化システム」 ・装置を操作し、浄化されることを観察する。 ・ペットボトル・活性炭なとを利用して水の浄化実験を行う。 |
・数種類の濃度の水溶液を浄化させ、活性炭などの効果を確かめさせる。 |
まとめ (5分) |
○宇宙での空気・水の獲得方法や循環システムを研究していることをまとめる。 |
△次時に地球での空気・水の循環システムを宇宙と比較し、考えることを知る。 |
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- 講義だけでなく、できる限り実験を入れて実施していただいた。体験することで、簡単な浄化システムなどを小学生でも理解できたように思う。
- 内容が豊富で、時間が不足した。
<今回の授業の指導目標>
講義「宇宙食の紹介」
・宇宙で生活している人は、食べ物をどのようにして得ているのか知る。
講義「地球環境について考えよう」
・太陽系の他の惑星の環境と地球環境を比較する。
・宇宙から地球をみて、地球環境を考える。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
導入 (30分) |
本時のねらいを把握する。 「生きていくために必要な食べ物を宇宙ではどのようにして得ているのだろうか」 |
◎講師を紹介する。
△宇宙食の歴史を知る。 実際の宇宙食のサンプルを見る。 |
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展開 (50分) |
本時のねらいを把握する。 「地球環境を考えよう」
○太陽系の惑星(主に火星・金星)環境と地球環境の比較
○宇宙から地球環境を考える。 |
◎講師を紹介する。
△大気の成分が火星・金星ともに地球より二酸化炭素が多いことや太陽との距離・大気量の関係で気温が決定されることを。惑星の環境と地球環境を比較する。
△宇宙から観測した様々なデーターをもとに現在の地球環境について考える。 ・海面水温の変化 ・アマゾンの熱帯雨林の伐採 ・オゾンホールの破壊の様子 ・夜の人工的な明かりの様子 ect. |
・具体的な資料をもとに様々な現象を知らせる。
・難解な言葉は、わかるように説明する。 |
まとめ (5分) |
○地球環境の重要性とその環境の変化気づく。
○地球の現状から、環境問題に関心をもつ。 |
△地球環境の変化から、わかったことをまとめる。 |
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- 授業後、宇宙のことや環境のことに興味・関心をもち、自分から調べてくる子供が何人もいた。