授業連携

宇宙食開発

福井県・福井県立小浜水産高等学校

  • 高等学校
  • 高3
  • その他

概要

<全授業を通した指導目標>

<対象>

食品工業科3年生27名(宇宙食開発チーム9名、ワカメの特産品研究チーム9名、雑魚の利用チーム9名)

<期間>

平成19年9月18日~平成20年1月23日

<区分>

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
130分
講義
27名
「宇宙日本食開発にむけて」
講師:岸 詔子(JAXA宇宙教育センター 主査)
2
9月19日
50分
実習
9名
JAXAへの宇宙食質問状作成
3
10月3日
200分
実習
9名
班別研究:宇宙食の品目調査、宇宙日本食試作候補検討
4
10月10日
100分
実習
9名
班別研究:宇宙食試食、宇宙日本食試作候補検討、栄養価調査
5
10月17日
250分
実習
9名
班別研究:宇宙日本食試作1回目、評価
6
10月24日
250分
実習
9名
班別研修:試作品の評価、再検討
7
11月7日
250分
実習
9名
班別研究:パッケージ作製
8
11月14日
250分
実習
9名
班別研究:宇宙日本食試作2回目、評価、再検討
9
11月21日
250分
実習
27名
宇宙日本食試作品試食会、アンケート調査
10
12月12日
50分
実習
9名
班別研究:報告書作製、発表準備
11
1月16日
250分
実習
27名
宇宙日本食試作報告会
12
1月23日
250分
実習
9名
班別研究:研究報告書作製

第1回目/全12回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
【前半】
日本・世界における宇宙開発についての概要を学び、宇宙に対する理解を深め、より具体的な興味関心を持たせる。
【後半】
宇宙での科学的な事象、それに伴う宇宙での特殊な生活について詳しく学習し、宇宙食開発にとって必要な背景や具体的な必要事項を学ぶ。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
挨拶・紹介・研究概要説明
◎本校校長挨拶 

◎講師紹介
展開
(110分)
JAXA講師 岸 詔子氏による講演

【前半】(60分)
日本・世界における宇宙開発について
宇宙食の展示:実物の宇宙食を展示






【後半】(50分)
宇宙での生活・宇宙日本食について



【前半】
◎宇宙とは

◎宇宙開発について

◎宇宙開発と国際連携

◎宇宙での活動

△宇宙食の展示

【後半】
◎宇宙での生活

◎宇宙食の条件

◎宇宙日本食について
事前に宇宙についての基礎的な知識をJAXAホームページや資料をもとに学習しておいた。

講師の方へ事前学習の中で生じた宇宙や宇宙食についての質問事項をまとめておいた。

事前に開発したいと思う食品を数品目挙げさせ、その食品が宇宙食に適合するか、どのように改善したら可能かどうか考察できるよう指導した。
まとめ
(10分)
まとめの言葉
講義に対する質問
生徒よりお礼の言葉
◎宇宙日本食開発にあたってのエール

△生徒から質問
△生徒よりお礼の言葉
答えきれない質問は後日、回答をお願いした。

授業の感想・メモ

  • 事前学習により、ある程度宇宙についてのイメージをつかんでいたが、実際にご講義を受けたことにより、宇宙を身近に感じ、宇宙日本食開発に向けての興味や開発意欲がさらに強くなった。宇宙食について、はじめから詳細に教授されるのではなく宇宙開発の現状や宇宙での生活など背景についてもお話をいただけたことは、宇宙食を開発していく上でとても重要な経験になった。福井県には昔から京都にサバを運んだサバ街道という道があるが「サバ街道を宇宙までつなげましょう」と講師の方からエールをいただいたことは私たちにとってとても励みになった。ぜひ、実現させていきたいと思う。

福井県・福井県立小浜水産高等学校

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