<全授業を通した指導目標>
・先端科学技術の講義や実験・実習を通して、科学技術に対する知的好奇心や探究心を高め、科学技術研究への情熱と意欲を育成する。
・科学技術に関する興味分野を発見し、2年次のSSH実験講座、さらに3年次の課題研究へ繋がりを図る。
<対象>
高校1年生 80名
<期間>
平成19年7月10日、7月23日
回数(総時間):2回(5時間30分)
<区分>
- SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
授業連携
群馬県・群馬県立高崎高等学校
・先端科学技術の講義や実験・実習を通して、科学技術に対する知的好奇心や探究心を高め、科学技術研究への情熱と意欲を育成する。
・科学技術に関する興味分野を発見し、2年次のSSH実験講座、さらに3年次の課題研究へ繋がりを図る。
高校1年生 80名
平成19年7月10日、7月23日
回数(総時間):2回(5時間30分)
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
140分 |
講義 |
80名 |
「今、宇宙について何が分かったのか?何が分からないのか?」 |
|
講師:松原 英雄 (JAXA宇宙科学研究本部赤外 サブミリ波天文学研究系 教授) |
|||||
支援:浅野 眞 |
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2 |
230分 |
授業 見学 講義 |
80名 |
「筑波宇宙センター紹介ビデオの視聴」(10分) 「筑波宇宙センター 施設見学ツアー」(75分) 「宇宙開発と現代社会」(80分) |
|
講師:油井 由香利 (JAXA宇宙利用推進本部 地球観測研究センター 主任開発員) |
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講義 見学 |
「日本実験棟「きぼう」、「きぼう」運用管制室の見学(JAXA職員による解説つき)」(65分) 「映像資料等による国際宇宙ステーション等の学習」 ※3グループに分かれて交代実施 |
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支援:岸 詔子・森 理恵 |
<今回の授業の指導目標>
宇宙の創成と構造に関する先端の理学的研究の一端を理解する。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
導入 (10分) |
講師の紹介及び自己紹介を行い、講師の研究領域について簡単な紹介を行った。 |
△本校所定のレポート用紙に講義内容を記入した。 |
展開 (90分) |
現在理解されるようになった宇宙の物質の姿を、様々なスケールで見ることを目的に講義が展開された。 恒星の誕生・成長の過程や、超新星爆発によりブラックホールや中性子星が形成されること。 さらに星のスペクトル型と寿命の関係について説明した。 銀河については形態分類による理解から始まり、宇宙の膨張と赤方変位の観測について説明した。 宇宙の構造形成の歴史に関する現在の標準的な考え方を解説し、銀河形成に関する説明不可能なことを紹介した。 休憩(10分) |
△本校所定のレポート用紙に講義内容を記入した。 |
まとめ (30分) |
講義の補足説明とともに、講義に関する質疑応答が行われた。 |
△質疑応答、レポートの完成 |
<今回の授業の指導目標>
日本の宇宙開発の現状を知るとともに、宇宙開発が現代社会にどのような関わりをもているかについて見聞を広める。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
---|---|---|
導入 (10分) |
紹介ビデオを視聴し、筑波宇宙センターの概要を学んだ。 |
△本校所定のレポート用紙に講義内容を記入した。 |
展開 (215分) |
施設見学ツアー(75分)…展示室や宇宙ステーション試験棟、無重量環境試験棟、宇宙飛行士養成棟などを見学した。 昼食・休憩 講義「宇宙開発と現代社会」(80分)…油井由香里先生より、地球観測衛星に関する講義をいただいた。ロケットによる打ち上げ技術や衛星の軌道制御などの話題とともに、観測目的とそのデータの紹介が行われた。 研究室見学(60分)…3グループに分け、宇宙実験棟の解説・宇宙ステーション試験棟・宇宙ステーション運用等の見学を行った。 |
△施設見学ツアー、講義、研究室見学のそれぞれについて、本校所定のレポート用紙に講義内容を記入した。講義の後には質疑応答も行った。 |
まとめ (5分) |
お礼の挨拶等 |
△お世話になった研究者の方々に、お礼の挨拶を行った。 |
群馬県・群馬県立高崎高等学校(1年)