<全授業を通した指導目標>
人や動物、植物などの生き物は、空気・水・食べ物を通して、周囲の環境とかかわり合いながら生きていることを総合的にとらえられるようにする。
<対象>
小学6年生 99名
<期間>
平成21年2月26日~平成21年3月5日
<区分>
- 教科 (理科)
授業連携
東京都・国立市立国立第三小学校
人や動物、植物などの生き物は、空気・水・食べ物を通して、周囲の環境とかかわり合いながら生きていることを総合的にとらえられるようにする。
小学6年生 99名
平成21年2月26日~平成21年3月5日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
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1
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2月26日
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45分
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授業
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99名
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これまでの理科の授業で学んだことから、学習の問題を設定する。人や動物、植物が生きていくために必要なことは何かを考え、次時の講義の視点について確認をする。
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2
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2月27日
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90分
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講義
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99名
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『宇宙からみる地球環境』
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講師:大木 真人 (JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 開発員) 支援:宮原 有香・伊藤 和哉 |
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3
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3月2日
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90分
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講義
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99名
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前回講義の大木先生の話を受けて、学習の問題を設定する。地球の環境を守るために、今の自分にできることや未来に向けてできることを考える。
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4
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3月3日
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45分
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講義
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99名
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地球の環境を守るために、今の自分にできることや未来に向けてできることについて考えたことを発表し、意見を交流し合う。
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5
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70分
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講義
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99名
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『宇宙環境と宇宙での生活』
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講師:小口 美津夫 (JAXA研究開発本部未踏技術研究センター 主任研究員) 支援:宮原 有香・伊藤 和哉 |
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6
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3月5日
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45分
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授業
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99名
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前回講義の小口先生の話を基に、単元のまとめをする。
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<今回の授業の指導目標>
宇宙飛行士の宇宙での生活の様子や宇宙開発の意義、太陽系の他の星の環境などの講義から、地球の環境に目を向けさせ、地球の生物が食べ物、水及び空気などを通して周囲の環境とかかわって生きていることをとらえられるようにする。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入(5分) |
JAXA連携授業を受けるに当たっての授業の視点を知る。 ☆(授業の視点;人や動物、植物が生きていくために必要なものは何か) |
◎授業の視点を児童に明確に伝える。 △授業の視点を教師から聞き、理解する。 |
・授業の視点を明確に示すことにより、授業が指導目標から外れないようにする。 |
展開(60分) |
JAXA講師の授業より、以下の事柄について学ぶ。 1.地球と太陽系の惑星の環境の比較 2.真空を体感 ☆真空実験 3.宇宙で生活するために必要なもの 4.生き物が生きていくために必要なもの 5.宇宙開発することの意義 6.地球の環境変化 (北極の氷の面積の変化 地球の平均気温の変化など・・・) |
◎授業の視点にかかわることはもちろん、興味・関心をもったことがあれば、どんどんノートにメモするよう児童に伝える。 ◎JAXA講師の講義・実験の補佐をする。 △授業から学んだことをノートに記録する。 △授業中、随時、強く興味や関心をもったことや疑問などについて、講師に質問しながら授業を受ける。 |
・児童にとって難解な事柄については、適時、解説したり、講師に質問したりすることで、内容を確認しながら授業を進める。 ・実験では、児童の安全に配慮する。 |
まとめ(5分) |
授業を通して、気付いたことや分かったことを確認する。 |
◎児童に授業を通して、気付いたことや分かったことを発表させ、生き物は、食べ者や水及空気が必要であり、それらを通して周囲の環境とかかわって生きていることをまとめる。 △授業を通して、気付いたことや分かったことを発表する。 |
・生きるために必要なものを考えさせることから周りの環境に目を向けさせ、環境を大切にしていかなければならないことに気付かせる。 |
東京都・国立市立国立第三小学校