授業連携

女性職員による業務紹介&意見交換会

埼玉県・埼玉県立浦和第一女子高等学校

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概要

▲7月23日 JAXA女性職員との意見交換会の様子

<全授業を通した指導目標>

<対象>

高校1年生 79名

<期間>

平成20年7月23日

<区分>

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
230分
見学
79名
筑波宇宙センター 施設見学ツアー(90分)
講義
「宇宙輸送系(ロケット関連)業務について」(20分)
講師:白石 紀子
(JAXA宇宙輸送ミッション本部H-IIBプロジェクトチーム 開発員)
講義
「人工衛星の開発と利用」(20分)
講師:油井 由香利
(JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 主任開発員)
講義
「衛星が宇宙へ行くまで~広報編~」(20分)
講師:佐々木 厚美
(JAXA宇宙利用ミッション本部事業推進部  主査)
講義
「国際宇宙ステーション/JEM(きぼう)の運用」(20分)
講師:松浦 真弓
(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部JEM運用プロジェクトチーム フライトディレクタ)
ディスカッション
JAXA職員との意見交換会(60分)
支援:岸 詔子・宮原 有香・二ノ宮 裕美・藤沢 宏美

第1回目/全1回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>
総合科学としての宇宙開発の到達点を知り、科学に対する興味関心を高めるとともに、開発に携わる女性研究者の生き方に学ぶ。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(30分)
このプログラムの概要を知る。
JAXAの仕事を概観する。
◎プログラムの概要を説明する。

◎VTRの映写とパンフレットの配布。

◎JAXAが行っている仕事を分野ごとに、説明する。
展開
(120分)
各講師の先生方のお話を聞く。
「宇宙輸送系(ロケット関連)業務について」
「人工衛星の開発と利用」
「衛星が宇宙へ行くまで~広報編~」
「国際宇宙ステーション/JEM(きぼう)の運用」
以上のような研究開発の現状と、それぞれの講師の先生がご自分の仕事を選んだきっかけ、仕事の意義など。
◎スライドを使って、今携わっている仕事を中心に、宇宙開発の現状と到達点を説明する。また、今の仕事を選んだきっかけなどについても触れる。

△スライドやパンフレット・資料を参考に、講師の先生方のお話の内容を正しく理解できるよう、メモなどをとりながらしっかり聞く。

△宇宙開発が様々な分野の仕事の上に成り立っていることを意識する。

△仕事を持つ女性の生き方の実際に触れ、自分の将来を見通してみるきっかけを作るよう意識する。

△次の懇談にむけて、質問事項などを整理しながら聞く。
生徒たちの表情や、反応に留意する。
まとめ
(60分)
各講師の先生方を囲んで、質問を出し合いながら、考えを深める。
△講演を聴いて、興味を持ったこと、疑問に思ったことなどを、質問する。
積極的に質問が出せるような雰囲気を作る。

授業の感想・メモ

  • 4人の講師の先生から、ロケットの開発・人工衛星の利用・宇宙開発への理解増進・宇宙ステーションの運用と、具体的かつ多方面にわたるお話から、JAXAの仕事と宇宙開発の現状を立体的に理解することができた。宇宙開発は総合科学であることが生徒にもしっかり伝わったことと思う。
    また、広報担当の方や研究職の方など、JAXAの女性職員の方々が、今の仕事を目指したきっかけや、今までのご苦労、そして、仕事の意義などを具体的にお話しくださり、生徒たちが将来を考えるときに欠かせない様々な視点を得ることができた。
    科学の幅広さに触れ、興味関心を高め、生き方に学ぶという、大変有意義な時間を過ごすことができた。

埼玉県・埼玉県立浦和第一女子高等学校

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