<全授業を通した指導目標>
「宇宙を観測する」というと、天体望遠鏡で観察することだけを思い浮かべてしまう。現代の宇宙観測は、目的に応じて電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線のように電磁波を使い分けている。
さらに得られたデータをコンピュータで処理して、我々人間が直感的に認識できる形に変換されている。
この講座では以下のことを通して、宇宙研究を身近に感じさせるとともに、さらなる探究へ踏み出すきっかけを与えることを目指す。
具体的には、以下の3点である。
1.電磁波の基本性質がどのように宇宙観測に応用されているかを学ぶ。
2.簡単な「電波望遠鏡」の制作を通して観測原理を身近なものとしてとらえる。
3.電波望遠鏡(野辺山)の見学を通して最先端の研究に触れる。
<対象>
高校1、2、3年生
<期間>
平成20年8月25日~平成20年8月29日
<区分>
- SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)