授業連携

宇宙ってどんなとこ?~国際宇宙ステーションの中で何が行われているのか~

千葉県・千葉県立千葉中学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

空を見上げれば、そこには宇宙がある。近いようで遠い宇宙、意外と生徒は宇宙のことを知らない。地球と宇宙の環境の違いについて考えさせた後、生徒の宇宙(真空)に関する疑問や関心をもとに、真空状態の中で起こるさまざまな現象の話や真空中での実験などを通して、宇宙に対する深い関心や興味を持たせたい。また、現在地上から400km上空に、国際宇宙ステーションが飛んでいる。そこには、空気がほとんどない。地球上と全く異なる環境下で、どのような研究がおこなわれているのか、また、その研究が私たちの生活に今後どう役立っていくのかについて考えさせたい。
また、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の管制運用は筑波宇宙センターから実施される。その日本の宇宙開発の中枢である筑波宇宙センターに行き、宇宙開発の最先端研究の話を聞くと共に、実験施設「きぼう」の実物大モデル等の展示の見学、筑波宇宙センター内のステーション試験棟の見学などを通して、私たちの未来についての夢を膨らませる機会としたい。

<対象>

中学1年生 80名

<期間>

平成20年8月8日~平成20年10月10日

<区分>

SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
8月8日
120分
講義
79名
「地球環境と宇宙環境の違いを「真空」という点から学ぶ」
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
演習
真空実験のデモストレーション
次回以降、どんな実験を行いたいかグループ別にアイデア出し
支援:岸 詔子
2
8月22日
120分
講義
79名
グループ単位で真空実験装置を使って実験を実施
支援:浅野 眞・岸 詔子
3
8月29日
180分
見学
79名
筑波宇宙センター 施設見学ツアー(90分)
昼食
講義
「宇宙ステーションと宇宙飛行士~環境、訓練、生活などなど~」(90分)
講師:山片 健士
(JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部有人宇宙技術部有人宇宙技術開発グループ 開発員)
支援:岸 詔子
4
9月5日
50分
講義
79名
ポスターセッションとは~ポスターの書き方の指導~
ポスターセッションを行う学会が増えてきた。 ポスターの書き方や発表の仕方について学ぶ。
5
9月12日
50分
実習
79名
・5人一組のグループを作り、真空に関する内容のポスター作りを行う。また、発表の準備を行う。
・地球と宇宙ではどのような違いがあるのか、真空実験装置を使って探る。
6
9月19日
50分
講義
79名
・5人一組のグループを作り、真空に関する内容のポスター作りを行う。また、発表の準備を行う。
・真空実験を装置を使ってまだ実験を行いたい班は真空実験を行う。
7
9月26日
50分
実習
79名
・5人一組のグループを作り、真空に関する内容のポスター作りを行う。また、発表の準備を行う。
・真空実験を装置を使ってまだ実験を行いたい班は真空実験を行う。
8
10月3日
50分
実習
79名
・5人一組のグループを作り、真空に関する内容のポスター作りを行う。また、発表の準備を行う。
・真空実験を装置を使ってまだ実験を行いたい班は真空実験を行う。
9
10月10日
50分
発表会
79名
真空実験 ~ポスターを使用しての発表会 ~
どこの班のポスターがよかったのか、発表の内容はどこの班がよかったのかなどを書かせ、自分や友達の成長やよさを認め合う。

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