<全授業を通した指導目標>
空を見上げれば、そこには宇宙がある。近いようで遠い宇宙、意外と生徒は宇宙のことを知らない。地球と宇宙の環境の違いについて考えさせた後、生徒の宇宙(真空)に関する疑問や関心をもとに、真空状態の中で起こるさまざまな現象の話や真空中での実験などを通して、宇宙に対する深い関心や興味を持たせたい。また、現在地上から400km上空に、国際宇宙ステーションが飛んでいる。そこには、空気がほとんどない。地球上と全く異なる環境下で、どのような研究がおこなわれているのか、また、その研究が私たちの生活に今後どう役立っていくのかについて考えさせたい。
また、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の管制運用は筑波宇宙センターから実施される。その日本の宇宙開発の中枢である筑波宇宙センターに行き、宇宙開発の最先端研究の話を聞くと共に、実験施設「きぼう」の実物大モデル等の展示の見学、筑波宇宙センター内のステーション試験棟の見学などを通して、私たちの未来についての夢を膨らませる機会としたい。
<対象>
中学1年生 80名
<期間>
平成20年8月8日~平成20年10月10日
<区分>
- SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)