授業連携

台風と気象情報

石川県・小松市立芦城小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

秋に日本にやってくる「台風」について知る。

<対象>

小学5年生 93名

<期間>

平成21年9月中旬~9月下旬

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
45分
授業
93名
台風の雲の写真を見て、台風の雲の様子を知り、台風について、これまでの経験を話し合う。
02
9月中旬から下旬
45分
授業
93名
1週間の天気図をもとに、台風の進路を確認する。
03
9月中旬から下旬
45分
授業
93名
台風の進路と雨や強風の地域とは、どのような関係があるのか確認する。

第1回目/全3回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>

台風のくもの大きさを知り、台風の被害について調べる。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
○台風の雲の衛星から撮った写真を見て、台風のくもの大きさを知る。
◎人工衛星から撮った台風の写真を見せる。

△台風のくもの大きさを写真から確認する。
展開
(30分)
○台風についてこれまでの経験を話し合う。
・過去の台風で石川県が受けた被害につて調べる。
・各地でどのような被害がもたらされているか、被害状況をインターネットで確認する。
◎平成3年台風19号について調べる。

△資料をもとに被害を確認する。
・石川県の兼六園では庭木が多数倒れる。
・珠洲市にある見付島も一部が崩落
・輪島市にある気象庁輪島測候所の風速計が最大瞬間風速57.3メートルを記録した直後に破損する被害が生じた。

△台風により各地でどのような被害があったのか、インターネットで調べる。
・事前に台風19号について調べておいて、子どもたちに資料を提示する。





・検索の仕方を指示し、確実な情報を得られるサイトへ導く。
まとめ
(5分)
○今日の学習を振り返り、次時の予告をする。

授業の感想・メモ

  • この学習では、JAXAから提供された台風の衛星写真を導入に使って、台風のくもの大きさを子どもたちに知らせた。2004年8月28日に襲来した台風16号の衛星写真は日本列島の半分を覆うくらいの雲の大きさがあり、子どもたちにとっては衝撃的で後の学習へのよい動機付けになった。
  • 石川県はあまり大きな台風の被害は少なく、過去の中では平成3年の台風19号の被害が大きく、インターネットで調べて学習資料を作成して子どもたちに提示した。台風19号は「りんご台風」と名づけられ、日本海側を中心に大きな被害をもたらした台風で、日本各地でどのような被害があったのか子どもたちに調べさせた。子どもたちは、石川県に被害をもたらした台風がその後どのような進路を経てどんな被害をもたらしたのか興味を持って調べていた。

石川県・小松市立芦城小学校(3)

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