授業連携

月と太陽

石川県・小松市立芦城小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

・月の位置や見え方に興味を持ち、見え方が変化する理由がわかる。さらに月と太陽について学習を深めるとともに、太陽系や宇宙について興味や関心を持たせる。

<対象>

小学6年生 66名

<期間>

平成21年12月10日~平成22年1月上旬

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
12月10日~1月上旬
90分
授業
66名
4年生で学習したことを思い出し、月の見え方を整理しよう。
02
12月10日~1月上旬
90分
講義
66名
月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。4年生と合同での授業
03
12月10日~1月上旬
45分
授業
66名
月の見え方のまとめ。デジタル教材を使用
04
12月10日~1月上旬
90分
授業
66名
月の表面,太陽の表面
05
12月10日~1月上旬
45分
授業
66名
地球と月と太陽。日食の話
06
45分
授業
66名
発展教材として太陽系と宇宙。探査機で撮られた写真を基に構成
07
12月10日~1月上旬
45分
授業
66名
月と太陽のまとめ

第6回目/全7回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>

月や太陽の学習を基に、太陽系や宇宙に興味を広げ宇宙の不思議さに触れよう。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
地球と月や太陽との距離を、時間差をつけた会話で実感し、宇宙の広さに興味を持つ。
◎地球と月の距離が光(電波)の速さで1秒であることを知らせ、往復で2秒の時間差が生じることを説明する。
△2秒差で会話をする。

◎金星だったら、太陽だったらと距離を広げる。

△45分の授業時間中では終わらないことに気がつく。
月の場合は約2秒。太陽の場合は約16分となるので、16分後に返答することを忘れないように心がける。
展開
(25分)
太陽系の惑星や衛星。さらに銀河系内の天体や他の銀河の写真を呈示し宇宙の広さ、不思議さを感じ取る。
◎パソコンにより、スライドやデジタルコンテンツを用い、解説する。

△映像を見て自由な質疑応答を行う。
・映像だけだと単調になりやすいので、ロケットの発射シーンの動画や音声なども適時配置する。  
・距離感がわかるような順序で説明する。
まとめ
(10分)
さまざまな宇宙の不思議に関して、JAXAやNASAなどが探査機を飛ばし、宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎スライドを用いて過去から最新の探査計画を知らせる。

△まとめシートに記入
・最新の観測結果をわかりやすく説明する。   

授業の感想・メモ

  • 教科書からさらに発展的な内容の話でも6年生は十分理解できるように感じた。特に太陽系の天体の画像などには大変興味を示し、質問が絶えなかった。さらに遠い銀河の画像など何十億年前の姿だとわかったときには大変驚いた様子であった。また、ブラックホールなどの言葉も知っているため、それらをわかりやすく説明する必要性を感じた。

石川県・小松市立芦城小学校(4)

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