<全授業を通した指導目標>
最先端の技術開発に携わる研究者から講義を受け、ディスカッションをしながら自分たちのミッションの目標を決めて飛行機の設計製作を行い、地上での飛行検証を行う。製作・検証・改良の課程を通じて探究心をさらに高揚させる。
<対象>
高校3年生 25名
<期間>
平成21年10月16日、11月7日
<区分>
- SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
授業連携
東京都・早稲田大学高等学院
最先端の技術開発に携わる研究者から講義を受け、ディスカッションをしながら自分たちのミッションの目標を決めて飛行機の設計製作を行い、地上での飛行検証を行う。製作・検証・改良の課程を通じて探究心をさらに高揚させる。
高校3年生 25名
平成21年10月16日、11月7日
回 |
実施日 |
時間 |
形式 |
人数 |
授業内容 |
---|---|---|---|---|---|
01 |
100分 |
講義 |
25名 |
「飛行機の基礎を学ぼう」 グライダーキットの作成 |
|
講師・指導:穂積 弘毅 (研究開発本部 飛行技術研究センター 主任研究員) 支援:宮原 有香 |
|||||
02 |
11月7日 |
110分 |
実習 |
24名 |
飛行機の設計ミッション ・飛行機(グライダー)の制作、改良、飛行計測 ・制作した飛行機に対する講師による助言・講評 |
講師:穂積 弘毅 (研究開発本部 飛行技術研究センター 主任研究員) 支援:宮原 有香 |
<今回の授業の指導目標>
飛行機の基礎知識について学び、模型飛行機(キット)の製作を行う。また、キットの飛翔実験を通して、飛行機の構造や飛ばし方などを実践的に学び、講義で学んだ知識が実際に活用されていることを理解させる。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
---|---|---|---|
導入 (65分) |
「飛行機の基礎を学ぼう」 飛行機の構成・揚力発生のしくみ・力と釣合い・安定性・操縦法などについて。 |
△配布資料を参考にメモを取ったりしながら、飛行機の基礎知識について学んだ。揚力の式を用いて、飛行機に働く揚力の計算を行った。 ◎生徒と一緒に講義を受けながら、難しい内容について補足を行ったり、質問を促したりした。 |
難しい内容に対して生徒の理解度を確認するため、教室内を回り、生徒の様子を見て回った。 |
展開 (35分) |
「教材用キットを用いての飛行機製作と飛翔実験」 模型飛行機(キット)の製作を行い、飛行機の基本的な構造と飛ばし方、改良のポイントなどについて学ぶ。 |
△模型飛行機(キット)の製作を行った。そこから、飛行機の基本的な構造や飛ばし方、うまく飛ばなかった場合はどこを改良したら良いかなどを実践的に学んだ。 ◎生徒と一緒にキットの製作を行い、試験飛行を行った。 |
遠くに飛ばすためのポイント、まっすぐに飛ばすためのポイントが、講義の内容とリンクしていることに気づかせる。 |
まとめ (5分) |
「今回の講義と実習のまとめ」 「飛行機の設計課題について」 |
△本日の講義と実習のまとめを行い、次回からの飛行機設計に関して課題と条件を確認する。 ◎本日の講座のまとめと次回以降との関連を説明し、生徒に目標を意識させる。 |
東京都・早稲田大学高等学院