授業連携

JAXA宇宙教育連携プログラム講演会1

三重県・伊賀市立城東中学校

  • 中学校
  • 中1
  • 技術・家庭

概要

<全授業を通した指導目標>

JAXAと連携して宇宙に関わる授業プログラムを作成し、宇宙教育への理解を進め、宇宙の研究開発に関心をもち、学習意欲を喚起する機会とする。

<対象>

中学1年生 101名

<期間>

平成21年7月6日(全3回)

<区分>

教科 (技術・家庭科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
110分
講義
101名
「宇宙開発の現状とロケット技術」
講師:山方 健士
(JAXA有人宇宙開発グループ 開発員)

三重県・伊賀市立城東中学校(1)

第1回目/全3回『授業記録シート』

授業日
7月6日
合計時間
110分
参加生徒
101名

<今回の授業の指導目標>

 現代の最先端の技術の結集である宇宙開発の分野を取り上げ、宇宙開発の技術を切り口にして、中学校技術教育について学ぶ授業を展開し、現代の技術あこれまでの先人達の培われた技術によって確立されたものであることを知り、技術の基礎を学習する。
 今回は、宇宙開発の歴史と現状についての全般にわたる内容や、国際宇宙ステーションの建設や日本の宇宙飛行士の若田光一さんの宇宙船での実験および活動の様子を聞き、自分達が学習してきたものとどんなつながりがあるのか考えさせる機会とする。

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入(10分)
○学習テーマの確認と講師の紹介

宇宙開発の現状とロケット技術~国際宇宙ステーション(ISS)の研究と宇宙開発への挑戦~
◎教師の活動(今日の学習内容と目的の確認)

△生徒の活動(講演内容の記録と感想をまとめる)
技術の学習との関連について考えていくことを目的とさせたい。
展開(30分)
○今日の学習内容について

(1)宇宙開発の“昔と今”について

(2)“宇宙の環境”について

(3)宇宙での研究と成果について
◎教師の活動(プレゼンテーションについての詳細)


・いつから人は宇宙に興味を持ち始めたか
・有人宇宙開発はどうやって進んだか
・今の有人宇宙開発の状況

・国際宇宙ステーションがある宇宙の環境について

・無重力環境の特徴
・これまでの研究成果について
講演の内容として大切と思われることはノートに書くように指示する。
まとめ(10分)
休憩
休憩時間に、生徒達の質問や意見を取り上げるとともにコミュニケーションをとる機会にしたい
(30分)
有人宇宙技術と成果について

宇宙開発の目的と課題について
・人を宇宙へ送って無地地球へ帰れるようにするため、いろんな技術が開発された

・日本の技術も活躍している
・身の回りに有人宇宙技術の成果がいろいろある

・未開の地、宇宙がどんな場所か知りたいから
・宇宙開発はとても難しい技術である
自分達の身の回りにいかされている宇宙開発の技術について知り、考えを深める機会にさせたい。
(10分)
宇宙飛行士の訓練について
△生徒の活動(伝達ゲーム)

・宇宙船内の宇宙飛行士同士の意志を伝達するための方法をゲームを通して体験する
生徒の中から、宇宙飛行士のリーダー役を立候補させ、伝達する難しさを体験させ、考えを深めさせたい。
20分
学習のまとめと感想
◎生徒の活動(学習の感想とアンケートの回答)

・学習内容について感想をまとめる
・アンケートに回答する
学習内容全体を振り返り、自分の意見や感想を詳細にアンケートにまとめさせる。

授業の感想・メモ

  • 私は、話を聞いて、「宇宙開発」がとてもすごいと思った。新しい場所で、ルームランナーとかリモコンを作ったことに驚いた。それと、宇宙に行って、いろんな実験をしていてすごいと思ったけど、とても大変だと思った。地球でもわからないことがたくさんあるのに、宇宙に行くことがすごいと思った。宇宙のことがもっと分かれば、おもしろいと思った。初めは、よく分からなかったけど、話を聞いていたら楽しかった。
  • 宇宙開発について初めは、興味があまり持てなかったけど、話を聞かせてもらってたくさんのことを知り、たくさんの興味をもててよかったです。一回だけ、スペースシャトルとフリーフォールにのってみたい。ロケットの話がもっともっと聞いてみたい。フリーフォールもスペースシャトルも聞いてみたいです。

三重県・伊賀市立城東中学校(1)

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