授業連携

森林について

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

 昨年度、総合的な学習の時間で「森林について」学んでいる生徒が、人工衛星のデータを解析し考察することで、今まで気づかなかった森林や地域の様子が分かり、新たな疑問も生まれました。
 その疑問を解決するために、現地調査を行い疑問の解決をしていきました。このような実践を通して、

<対象>

中学1年生 15名

<期間>

平成21年4月4日~平成22年1月21日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
90分
講義
昨年度の総合学習(中学3年生)の考察から生まれた疑問を実際に現地で確かめるためのフィールドワークを行う。

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

第1回目/全1回『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>

時間配分
学習内容
調査内容
 解析した画像から、いずみ湖周辺で春には全体が赤いが、秋には赤い部分と赤くなくなった部分がある。その違いは何だろう?という疑問が生まれ、現地に行けばその違いを解決できるはずであると考えた。予想としては、春は新緑で森林が全体的に緑であるため解析画像では赤くなっているが、秋には針葉樹はそのまま緑だが広葉樹は落葉して赤くなくなっているのではないか。
調査結果
(分)
 当日は学校から徒歩で山道を2時間かけて目的地のいずみ湖(下諏訪町)に向かいました。下諏訪町役場の方の協力を得て、町有林で間伐・枝打ち体験や森林の種類についての解説をしていただきました。
 結果はこの周辺はほとんどが針葉樹であり、春も秋も赤かった部分は常緑の「ヒノキ」や「サワラ」であり、秋に赤く示さなかった部分は針葉樹でも落葉する「カラマツ」であることが分かりました。実際に近くで見て、葉などで樹木を判別してこの結果が分かりました。役場には森林の植生地図もあり、その資料からも確認することができました。
結果から
 当日は学校から徒歩で山道を2時間かけて目的地のいずみ湖(下諏訪町)に向かいました。下諏訪町役場の方の協力を得て、町有林で間伐・枝打ち体験や森林の種類についての解説をしていただきました。
 結果はこの周辺はほとんどが針葉樹であり、春も秋も赤かった部分は常緑の「ヒノキ」や「サワラ」であり、秋に赤く示さなかった部分は針葉樹でも落葉する「カラマツ」であることが分かりました。実際に近くで見て、葉などで樹木を判別してこの結果が分かりました。役場には森林の植生地図もあり、その資料からも確認することができました。

授業の感想・メモ

    <成果>
  • 生徒が新たな視点で、森林について気づき・疑問を抱き・解決するなどの学習できた。
  • 宇宙を教育に生かすことで、生徒が興味・関心を持って取り組むことができた。(人工衛星のデータを扱うことができる優越感など)
  • H20年度からH21年度へと継続的な学習ができた。(3年生から1年生へと課題が引き継がれた)
  • パソコン操作が得意な生徒を中心に、生徒自身がデータ解析処理をおこなうことができた。(中学生でも操作が可能)
  • 解析した画像の拡大印刷とパネル化の有効性。(みんなで囲んで見ることができ、展示にも適する)

長野県・下諏訪町立下諏訪中学校

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