授業連携

スターリングエンジンについて学ぶ

三重県・伊賀市立城東中学校

  • 中学校
  • 中2
  • 技術・家庭

概要

<全授業を通した指導目標>

・現在の最先端である日本の宇宙開発技術について知り、宇宙開発技術がわたしたちの生活に活かされているもの(スピンオフ)について関心をもつことができる。
・エネルギー変換のしくみについて考え、創造することができる。
・外燃機関と内燃機関の違いについて知り、スターリングエンジンの動くしくみをまとめることができる。
・自分の考えをまとめ、実験結果を正しくまとめることができる。
・スターリングエンジンの構造を理解し、部品を確認し、手順を見てエンジンを製作することができる。

<対象>

中学2年生 110名

<期間>

平成21年10月20日~平成21年11月19日

<区分>

教科 (技術)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
10月20日
90分
講義
56名
「宇宙開発と私たちの生活」
講師:星野 健
(JAXA月・惑星探査プログラムグループ研究開発室/研究領域サブリーダ)
吉原 正一
(JAXA研究開発本部未踏技術研究センター/主任研究員)
02
授業
56名
スターリングエンジンについて学ぶ

『授業記録シート』

<今回の授業の指導目標>

・現在の最先端である日本の宇宙開発技術について知り、宇宙開発技術がわたしたちの生活に活かされているもの(スピンオフ)について関心をもつことができる。
・エネルギー変換のしくみについて考え、創造することができる。
・外燃機関と内燃機関の違いについて知り、スターリングエンジンの動くしくみをまとめることができる。
・自分の考えをまとめ、実験結果を正しくまとめることができる。
・スターリングエンジンの構造を理解し、部品を確認し、手順を見てエンジンを製作することができる。

時間配分
学習内容
指導上の留意事項
導入
(20分)

展開
(70分)

まとめ
(20分)
1.日本が推進している宇宙開発技術について聞く。

2.私たちの生活にいかされている宇宙開発の技術
(スピンオフ)について知る。

3.外燃機関と内燃機関の特長について知り、
スターリングエンジンの動きを観察し、
構造についてまとめる。

4.スターリングエンジンの動くしくみについて
まとめる。
5.スターリングエンジンを製作する。

6.完成したエンジンを、実際に正しく動作するか
確認する。
7.アンケートを回答し、授業の感想や意見を
まとめる。
・スライドを注目させ、宇宙開発に関心を持たせるようにクイズ形式での発問交えて授業を進めたい。

・スピンオフ(技術移転)が私たちの生活のとても身近なところにもあることに気づかせ、興味を持たせたい。

・スターリングエンジンの構造について創造させ、エネルギー変換のしくみ(発電の技術)について考えを深めさせる。

・外燃機関の特長を再度おさえ、スターリングエンジンの動くしくみをていねいに説明する。

・構造と部品を確認し、手順を確認しながら自分で、製作できるように支援する。

・正しく動作しないときは支援し、原因についても指摘する。
・宇宙開発と技術がどのようにつながっているか考えさせながらアンケートをまとめさせる。

授業の感想・メモ

  • 技術は、金属や木材の性質とか作ることばかりと思っていましたが、「宇宙・宇宙開発」と「技術」が、深い関わりがあるんだと思いました。
  • JAXAの人たちが来てくれて、宇宙のことがとてもよくわかってきました。スターリングエンジンが熱だけで動くことがすごいと思いました。スターリングエンジンで車を動かせることもすごいと思いました。
  • JAXAで働きたくなりました。
  • スターリングエンジンを考えた人はスゴイと思いました。やっぱ宇宙はすごいと思った。
  • 宇宙について自分が知らなかったこともたくさん知れてとても興味を持ちました。
  • 自分でスターリングエンジンを作るのは難しかったけど、とても楽しかったです。スターリングエンジンの中に、スポンジが入っているとは思わず、とてもびっくりしました。
  • すごくわかりやすい説明だった。すごい技術があるんだと思った。

三重県・伊賀市立城東中学校(2)

授業連携実績一覧

このページのTOPへ