授業連携

太陽と月

岐阜県・大垣市立東小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月の位置や見え方に興味を持ち、見え方が変化する理由が分かる。
さらに、月と太陽について学習を深めるとともに、太陽系や宇宙について興味や関心を持たせる。

<対象>

小学校6年生 99名

<期間>

平成22年9月2日~平成22年10月5日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月3日
45分
授業
98名
自分の知っている範囲で太陽と月の同じ所、違うところを交流し合い、太陽と月についての関心を高める。
2
9月7日
45分
授業
98名
太陽と月について表面の様子や地球からの距離などについて、インターネットで調べる。
3
9月10日
45分
授業
98名
2回目の授業で調べたことを交流する。
4
9月14日
45分
授業
98名
3回調べた「月の位置と形の観察結果」を交流し、月の形が変わって見えるのには、太陽が関係していそうだという予想をもつ。
5
9月17日
45分
授業
98名
月の形が変わって見えるわけを、ボールに光を当てる実験で確かめることができる。
6
9月28日
45分
授業
98名
単元のまとめの学習
7
90分
講義
99名
月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月の概要説明、実技体験。
講師:南野 浩之
(JAXA月・惑星探査プログラムグループシステム)

第7回目/全7回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(10分)
(日本ならば「うさぎ」に見えるなど、各国から見た月の表面の見え方を知る。
地球と月や太陽との距離や大きさをCG画像やハイビジョン映像を見ながら実感し、月や宇宙の広さに興味を持つ。
◎地球と月の距離が光の速さで1秒で、往復で2秒の時間差が生じることや地球と太陽と月の大きさがどの位違うのか、地球の何個分というたとえで説明をしっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味をもたせる。
展開
(70分)
月の概要説明を映像を交えながら行い、月に関して理解を深める。
月と地球と太陽の大きさの違いや、月の成り立ち、月の構造を説明し、月や宇宙の不思議さを感じ取る。
教材を実際に手にとって見たり触ったりすることで、月のイメージを確立させ、実感としてもたせ、理解を深める。
◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像を見ながら解説したり、教材について、どのような使用法かや、月の表面と裏面の違いをしっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。


△教材を見たり、触れたりして月や宇宙に対して認識する。

△教材を見たり、触れたりしていて疑問に思ったことを、講師の先生に質問する。
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(10分)
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎生徒が実際に教材を見て触れて理解した内容が、合っているか質問形式で認識の確認をする。

△月に対して分かったことや、講演の感想を発表する。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めることができるようにまとめる。

授業の感想・メモ

  • ちょうど理科で月や太陽についての学習をした直後ということもあり、学習の内容がつながっていて、子ども達の月や太陽に対する理解が深まった。また、CGや写真資料、実物の模型など、子ども達にとってたいへん興味深い物であり、月や太陽について知りたいという意欲が大変高まった。
  • 講師の先生も、子ども達の発達段階に応じて、分かりやすい言葉で説明してくださり、子ども達にとって難しい内容でも十分分かるものであった。

岐阜県・大垣市立東小学校(1)

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