授業連携

太陽と月の形

岐阜県・大垣市立川並小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

月の位置や見え方に興味を持ち、見え方が変化する理由が分かる。
さらに、月と太陽について学習を深めるとともに、太陽系や宇宙について興味や関心を持たせる。

<対象>

小学校6年生 26名

<期間>

平成22年10月5日~平成22年10月21日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
60分
授業
26名
太陽と月の表面の様子や特徴を調べることができる。
講師:南野 浩之
(JAXA月・惑星探査プログラムグループシステム)
2
10月8日
45分
授業
26名
太陽と月の表面の様子や見え方についてまとめよう。
3
10月12日
90分
授業
26名
月の形が日によって変わって見えることに問題をもち、日没直後の形と位置を調べる方法を話し合う。
4
10月14日
90分
授業
26名
日没直後の月の形と位置、及び太陽の位置の記録をもとに、それらの位置と月の形との関係をまとめる。
5
5月19日
45分
授業
26名
月の形が変わって見えるわけをボールに光をあてることによって調べよう。
6
10月21日
45分
授業
26名
実際の月に当てはめて考え、月の形の見え方と、太陽と月の位置関係についてまとめる。

第1回目/全6回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
1.パワーポイントを用いて月の様子や太陽の表面の様子を示し、それぞれに関心をもつ。
◎太陽や月と地球がどのくらい大きさが違うのか比較したり、月のクレーターのでき方や太陽の表面、内部の様子を伝える。

◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像を見ながら解説する。

△映像や、説明を聞きながら理解するとともに、自分の知りたいことを意識する。
学習の中身について知らせ、興味を持たせる。
展開
(30分)
2.月球儀やかぐやで観測したデータをもとにつくられた模型、クレーターと関東平野のジオラマなどを見比べ、月の大きさや様子について理解する。
◎教材について、どのような使用法なのかを教えたり、月の表面と裏面の違いをしっかり聞かせたりする。

△教材を見たり、触れたりして月やかぐやの技術、宇宙に対して認識する。
教材をしっかり見るように指導する。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(15分)
3.教材から学んだことをもとに、自分が疑問に思った事を質問したり、学んだことをまとめる。
◎児童が実際に教材を見て理解した内容を確認する。

◎児童から興味を持ったことや質問について聞く。

△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。

授業の感想・メモ

  • 資料が豊富で、子どたちは非常に意欲的に学習に向かうことができた。本物を見ることで、月や太陽や宇宙についてより興味を持つ事ができた。教材を見たり触ったりしたことで、月のクレーターの様子や月の裏と表の違いなどをよく理解でき、講師にたくさんの質問をしていた。子どもたちにとっても有意義な時間であるとともに、教師にとっても非常に勉強になった。月の内部の構造や振り子現象により、地球に表面のみを見せ続けることなど、普段から疑問に思いながらも知りえなかったことなどを質問できた。今後の天体の勉強を行う上でよい知識を得られた。

岐阜県・大垣市立川並小学校

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