授業連携

月や星の動き

岐阜県・大垣市立綾里小学校

  • 小学校
  • 小4
  • 小5
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

天体の動き方に興味をもち,月や星の動き方を観察して記録し,月や星の動き方を時間と関係づけて,月は1日のうちでも時刻によって位置が変わることや,星の集まりは,1日のうちでも時刻によって,位置は変わるが,並び方は変わらないことをとらえることができるようにする。また,この活動を通して,月や星に対する豊かな心情を育てることができるようにする。

<対象>

小学校4、5年生 54名

<期間>

平成22年9月10日~平成23年1月18日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
9月10日
45分
授業
21名
夏休み課題「月の動き」観察を思いだし、月の見え方を整理しよう。
2
9月14日
45分
授業
21名
夏休み課題「月の動き」観察を思いだし、月の見え方を整理しよう。
3
9月24日
45分
授業
21名
月の動き、見え方のまとめ。
4
9月28日
45分
授業
21名
星の動きの学習
5
12月14日
45分
授業
21名
星座の話
6
90分
講義
54名
月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月の概要説明、月の表面
講師:星野 宏和
(JAXA月・惑星プログラムグループ)
7
1月18日
50分
見学
21名
市プラネタリウム見学 星座・月の話

第6回目/全7回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
地球と月や太陽との距離や大きさをCG画像やハイビジョン映像を見ながら実感し、月や宇宙の広さに興味を持つ。
◎地球と月の距離が光の速さで1秒で、往復で2秒の時間差が生じることや地球と太陽と月の大きさがどの位違うのか、地球の何個分というたとえで説明をしっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味を持たせる。
展開
(80分)
月の概要説明を映像を交えながら行い、月に関して理解を深める。
月と地球と太陽の大きさの違いや、月の成り立ち、月の構造を説明し、月や宇宙の不思議さを感じ取る。
教材を実際に手にとって見たり触ったりすることで、月のイメージを確立させ、実感として持たせ、理解を深める。
◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像を見ながら解説したり、教材について、どのような使用法かや、月の表面と裏面の違いをしっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。

△教材を見たり、触れたりして月や宇宙に対して認識する。
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(5分)
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎生徒が実際に教材を見て触れて理解した内容が、合っているか質問形式で認識の確認をする。

△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。

授業の感想・メモ

  • 月や星の動きの学習をしたばかりなので、宇宙というものについてまだまだ難しいのではないかと感じた。
  • 中には、興味を持ち自主学習へとつなげることのできた子もいた。

岐阜県・大垣市立綾里小学校(2)

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