授業連携

太陽と月の形

岐阜県・大垣市立綾里小学校

  • 小学校
  • 小6
  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

太陽と月の表面のようすや月の形が日によって変わって見えることに興味をもち、太陽と月の表面のようすを調べるとともに、月の位置や形を観察して記録し、月の位置と太陽の位置とを関係づけて考え、月の形の見え方は、太陽と月の位置関係によって変わることを推論することができるようにする。また、これらの活動を通して、太陽や月に対する豊かな心情をはぐくむことができるようにする。

<対象>

小学校6年生 38名

<期間>

平成23年1月13日~平成23年1月20日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
1月13日
45分
授業
38名
太陽や月の特徴を書籍やインターネットを通して調べた。
2
1月14日
90分
授業
38名
太陽や月の半日の動きを観察する方法を知り、太陽について観察した。
3
90分
講義
38名
1.月探査機「かぐや」の観測をもとにした講義。月の概要説明、月の満ち欠けのメカニズムについて。
2.惑星間探査機「イカロス」「あかつき」等のJAXA惑星探査の取り組みについてについて。
講師:星野 宏和
(JAXA月・惑星プログラムグループ)
4
1月19日
45分
授業
38名
月の満ち欠けをボールを使って確認した。
5
1月20日
45分
授業
38名
銀河系・太陽系についてまとめた。

第3回目/全5回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
地球と月や太陽との距離や大きさをCG画像やハイビジョン映像を見ながら実感し、月や宇宙の広さに興味を持つ。
◎地球と月の距離が光の速さで1秒で、往復で2秒の時間差が生じることや地球と太陽と月の大きさがどの位違うのか、地球の何個分というたとえで説明をしっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。
今日はどういう内容で講演を聞くか説明し、興味を持たせる。
展開
(80分)
1.月の概要説明を映像を交えながら、月と地球と太陽の大きさの違いや、月の満ち欠けについての説明をし、月や宇宙の不思議さを感じ取る。

2.太陽系内惑星についての概要を説明し、JAXAの惑星探査の取り組みについて知る。
◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像、プレゼンテーションの説明画面を見ながら解説したり、月の満ち欠け説明器などの教材を用いて、どのようなメカニズムで地球上での現象が起きるかを、しっかり聞かせる。

△映像や、説明を聞きながらノートを取る。

△教材を見たり、触れたりして月や惑星に対して認識する。
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。
まとめ
(5分)
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。
◎児童が実際に教材を見て触れて理解した内容が、合っているか質問形式で認識の確認をする。

△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。

授業の感想・メモ

  • 月の満ち欠けについてプレゼンを用意していただき、非常に詳しく教えていただいた。ただ、子どもは画面を見て説明を受けるだけだったので理解できたかどうかは疑わしく、事前に教師側で授業をする必要があった。
  • 子どもの目が一番輝いたのは、火星や金星、探査機等の話で、もっと聞きたいという要望が多かった。

岐阜県・大垣市立綾里小学校(1)

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