授業連携

環境科学特別講座-地球環境と大気-

神奈川県・東海大附属相模高等学校

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概要

<全授業を通した指導目標>

 地球の大気環境について、地球全体の大気環境を取り上げるグローバルな視点と地域の大気環境を取り上げるミクロの視点の2つの視点からのアプローチによって人間生活と地域および地球の大気環境の相互関係を考察させる。
 環境問題を題材として多面的に考察する視点と問題解決において問題や課題を明確化する能力を育成することを講座の目的とする。
 宇宙航空研究開発機構宇宙教育センターの支援を得て、宇宙開発と人工衛星、リモートセンシング技術、地球観測衛星からわかる地球大気環境の現状についての学習と温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の観測データの画像解析実習を経験したのち、調査研究を行うことによって地球の大気環境について生徒各自の問題解決策を見出させる。

<対象>

高校1~3年生 24名

<期間>

平成22年7月16日~平成22年10月29日

<区分>

SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
7月16日
150分
講義
討論
発表
24名
事前学習(150分)
「講座内容の概要説明」、「環境問題を考える視点」「国際間の大気環境について考える」
2
7月26日
280分
見学
講義
24名
相模原キャンパス JAXAの沿革と事業内容、施設見学(90分)
「宇宙開発と現代社会の関わり」(130分)
講師:油井 由香利
(JAXA 主任開発員)
支援:松岡 均・伊藤 和哉
3
7月27日
170分
講義
24名
「地球観測衛星を利用した地球大気の観測について」
「地球観測とは」「リモートセンシングとは」「大気観測衛星と地球大気環境」
講師:川上 修司
(JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 主任開発員)
支援:藤沢 宏美
4
7月28日
240分
実習
24名
「「いぶき」観測データの画像解析実習」
講師:川上 修司
(JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 主任開発員)
「大気中の大気微量成分の測定」
講師:川上 修司
(JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 主任開発員)
支援:松岡 均
5
10月29日
180分
発表
講義
24名
「研究発表会(個人別)」
「総括講座」

神奈川県・東海大附属相模高等学校

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