授業連携

宇宙日本食開発!!

福井県・福井県立小浜水産高等学校

  • 高等学校
  • 高3
  • 探究

概要

<全授業を通した指導目標>

 1・2年生で習得した食品加工における技術知識を用いて、宇宙日本食を開発する。学習を通じて宇宙に関する興味関心を深化させるとともに、海洋や水産における地域の課題についても取り組むことで専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。

<対象>

高校生 25名

<期間>

平成22年4月14日~平成22年10月22日

<区分>

課題探求(食)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
01
4月14日
50分
授業
25名
オリエンテーション(授業内容説明・諸注意)
02
4月15日
50分
授業
25名
宇宙食開発マニュアル冊子作製
03
4月16日
50分
授業
25名
宇宙食開発マニュアル冊子説明
04
4月28日
90分
授業
25名
宇宙食の構想を考える。地域の水産業の問題点について考える。(VTR使用)
05
5月12日
50分
講義
25名
宇宙食の構想を考える。地域の水産業の問題点について考える。(JAXA提供PP使用)
06
5月26日
50分
授業
25名
宇宙食の構想を考える。地域の水産業の問題点について考える。(過去の商品展示)
07
5月27日
200分
見学
25名
市場調査で地元漁業での問題点を探す。スーパーでの商品の調査
08
6月2日
50分
授業
25名
市場調査のまとめ・レポート作成
09
6月3日
200分
授業
25名
フローチャート作成(製造手順)
10
6月9日
50分
授業
25名
フローチャート作成(製造手順)
11
6月10日
200分
実習
25名
試作準備(原料調達・器具確認等)
12
6月16日
50分
授業
25名
アンケート用紙作製・パッケージ作製
13
6月17日
200分
授業
25名
試作・レポート作成
14
6月23日
50分
実習
25名
試食会準備
15
6月24日
200分
実習
25名
試食会
16
6月30日
50分
授業
25名
レポート作成・発表準備
17
8月2日
60分
授業
8名
宇宙日本食クッキング指導案作製
18
8月3日
60分
授業
8名
宇宙日本食クッキング準備
19
180分
実習
8名
宇宙日本食クッキング教室
20
9月15日
50分
授業
25名
発表資料作り
21
9月16日
200分
授業
25名
発表練習
22
10月7日
200分
授業
25名
発表会
23
10月27日
50分
授業
25名
レポート作成

第19回目/全23回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
自己紹介・水産高校の取り組み紹介(水産高校生・教員)
◎教師(水産高校教員・生徒):説明
宇宙食開発に取り組む水産高校生徒の取り組みについてスライドを使用してわかりやすく説明する。
展開
(150分)
講師の紹介
宇宙での生活について(JAXA講師)
休憩(10分)
宇宙日本食クッキング開始
説明・試作・試食   
◎教師(水産高校教員・生徒):講師紹介

◎教師(JAXA講師):スライドを使用しての説明

◎教師(水産高校生徒):エチゼンクラゲ粉末入りキャラメル開発の経緯を説明・作り方説明・試作

△子供(小学生):宇宙キャラメル作製

◎教師(水産高校生徒):宇宙キャラメル試食の指導
宇宙食についての紹介はもちろんのこと宇宙での生活なども説明する。
水産高校の生徒が作製した指導案どおりに授業を進める。
スライドや実演を交えながらわかりやすく説明する。
まとめ
(15分)
感想・アンケート
◎教師(水産高校生徒):アンケート調査、片付け指示。
最後に宇宙日本食の基準やHACCPについての簡単な説明をする。
参加者に感想を聞く。

授業の感想・メモ

  • 授業の内容は、水産高校生により作成された指導案を元に計画、実施した。単純な料理体験にならないように、宇宙空間での生活やHACCPの概念など宇宙に対する興味関心が深まるように、スライドや講師の説明を準備した。小学生から中学生までと一般公募によって集まった参加者の年齢層は幅広く指導が難しい面があったが、水産高校生徒が各班分けされたテーブルにつき、きめ細かな指導ができていた。来年度も小浜市教育委員会、地元NPOの支援の元、実施する予定である。

福井県・福井県立小浜水産高等学校

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