<今回の授業の指導目標>
1、宇宙食に関する歴史や最新の技術について知る。
2、宇宙食の現状を知り、自分たちで考えたバランスのよい宇宙食を考える。
3、自分たちが学習したことを、将来の食生活と結びつけていく積極的な態度を養う。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動
△生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
導入 (10分) |
本時の学習内容 JAXAと講師の自己紹介 |
◎講師の紹介をする
○自己紹介と本時の学習の流れを説明する。
△講師とJAXAと本時の流れについて知る。 |
|
展開 (85分) |
国際宇宙ステーションについて知る。
宇宙食の種類と役割や宇宙食の歴史について知る。
若田さんのビデオ視聴。
宇宙日本食について知る。
宇宙日本食の栄養について知る。
祇園北校生が考えた宇宙食は、宇宙食にすることができるか、考える。
宇宙食の試食。 |
・DVDの映像を使って、宇宙ステーションの説明する。
・宇宙食のサンプルを回覧する。
・若田さんの宇宙食を紹介しているDVDを使って説明する。
・宇宙食の栄養要求をパワーポイントを使って説明する。
・祇園北校生が考えた宇宙食の献立をパワーポイントを使ってプレゼンテーションをした後、その献立についてコメントする。 |
講義だけにとどまらず、ビデオなどを取り入れ、視覚に訴えるようにした。 |
まとめ (5分) |
本時のまとめ
次時の予告 |
○これからの宇宙食に求められる機能について説明する。
△先生からのアドバイスをうけて自分たちが考えた宇宙食について,次時に改善策を考えることを知る。 |
|
- 国際宇宙ステーションの大きさがサッカー場と同じくらいということに非常に驚いた。宇宙食は宇宙飛行士にとって楽しみの一つであり、活動を支えるものだということを改めて感じた。この講演をとおして、宇宙の生活について理解を深めることができたので、とても貴重な時間となった。
- 宇宙へ行くと骨が細くなり、身長が伸びることや下半身が細くなり上半身が膨張するなどの話は本当にびっくりした。
- 国際宇宙ステーションは少しずつ部品を何年も前から打ち上げて作られていき、もう少しで完成するというのがとてもびっくりした。宇宙食は何でもレトルトとかにすれば持って行けるのかと思っていたけれども、考えるのはすごく難しいんだなと思った。でも、自分でもやってみたいと思った。宇宙や宇宙食について興味が持てた。
- 宇宙食は最初ピューレや液体のものばかりだということを初めて知った。お腹にたまらないのは当たり前だと思った。意外に栄養があるんだなと思った。試食したら、形とか原形がない感じかと思ったけれど、大学芋とかそのままの感じでおいしかった。
- 若田さんが宇宙食を紹介してくれているVTRが楽しかった。
- 多くの食材があって、外国の宇宙飛行士の方にもおいしいと思われていた日本食はとても良いものだと思った。初めてフリーズドライを食べて想像とは全く違ったので驚いた。宇宙が未知だったけれど、少し身近に感じられて興味がわいた。
- みんなが考えた宇宙食を発表したときに、本当の会議みたいに厳しくチェックして私たちが考えたメニューでも本気で大丈夫かどうか考えてもらえてうれしかった。一つぐらいしか持って行けそうになかったので、宇宙食を考えるのは大変だと思った。