授業連携

環境学習

東京都・千代田区立九段中等教育学校

  • 中学校
  • 中1
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

・宇宙からみた地球環境の現状を見ることで、環境問題のアウトラインを学ぶとともに今後の学習の礎を築く。

<対象>

中学校1年生 160名

<期間>

平成22年5月7日~平成22年9月24日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
160名
「宇宙から見た地球環境の変化」
講師:大木 真人
(JAXA宇宙利用ミッション本部地球観測研究センター 開発員)
2
5月28日
100分
講義
160名
実験 話し合い
実験
講師:小口 美津夫
(JAXA研究開発本部未踏技術研究センター 特任担当役)
3
9月24日
100分
プレゼンテーション
160名
現在はない製品やサービスで、10年後に環境改善のために提案する製品・サービスをグループで考え、その内容を環境新聞として壁新聞にまとめた。その内容を口頭で行った。

第1回目/全3回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(15分)
総合ガイダンス
前期で取り組んでいく環境学習の目的と流れについて説明する。
講師の先生を紹介する。
生徒が目的意識を持って積極的にかかわっていくムードを作る。
展開
(60分)
講演「宇宙から見た地球環境の変化」
講師:JAXA 大木 真人
宇宙から見た日本、東京が昔と今ではどのように変化しているのかを写真を比べることによって、世の中が便利になるなかで犠牲にしているものもあることに気付かせる。
◎担任は生徒を観察し、しっかりと話を聞かせる。

△生徒はメモを取りながら聞く。
疑問に思ったことを質問する。
担任は生徒指導(適宜巡回)
メモをとらせるよう指導。
まとめ
(20分)
教室に戻り、グループにして講義の内容について感想や意見を出し合う。
△班長は司会をして、班員の意見をまとめる。
主な意見を全体の前で発表する。 
講師の先生にはクラスを回ってもらい質問を受けてもらう。

授業の感想・メモ

  • 都市部では緑が激減し、温暖化が急激に進んでいる実態を理解させるには説得力のある講義だった。今後生徒たちが温暖化の速度を弱めるため、CO2の排出を防ぐために、どのようなことができるのかを真剣に考える動機づけとなった。

東京都・千代田区立九段中等教育学校

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