<「太陽と月の形」の授業の指導目標>
太陽や月の表面のようすや月の形が日によって変わって見えることに興味をもち、太陽と月の表面のようすを調べるとともに、月の位置や形を観察して記録し、月の位置と太陽の位置とを関係づけて考え、月の形の見え方は、太陽と月の位置関係によって変わることを推論することができる。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動
△生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
導入 (5分) |
月について知っていることを発表することを通して、月や宇宙の広さに興味を持つ。 |
◎月について知っていることを問う。 △月について知っていることを発表する。 |
今日はどういう内容で講演を聞くか見通しを持たせ、興味づけをする。 |
展開 (35分) |
月の概要説明を映像を交えながら行い、月に関して理解を深める。
月と地球と太陽の大きさの違いや、月の成り立ち、月の構造を説明し、月や宇宙の不思議さを感じ取る。
教材を実際に手にとって見たり触ったりすることで、月のイメージを確立させ、実感として持たせ、理解を深める。 |
◎パソコンによりCG画像やハイビジョン映像を見ながら解説する。 ・地球から月までの距離 ・月の表面 ・月の温度 ・空気の存在 ・アポロ計画 △映像や、説明を聞きながらノートを取る。 △教材を見たり、触れたり、3DメガネでCD画像を見たりして月や宇宙に対して認識する。 |
教材をしっかり見るように指導をする。
分からないことがあれば、講師に質問するよう指導する。 |
まとめ (5分) |
教材から自分たちが学んで理解した内容が合っているか、質問形式で答え合わせをし理解を徹底させる。
さまざまな宇宙の不思議に関し、JAXAなどが探査機で宇宙の謎に挑んでいることを伝える。 |
◎生徒が実際に教材を見て触れて理解した内容が、合っているか質問形式で認識の確認をする。
△月に対して分かったことや、講演の感想を述べる。 |
感想を聞き、今日聞いた内容の理解を深めるようまとめる。 |
- 教科書からさらに発展的な内容の内容でも、十分理解できるように感じた。特に実際に教材を見たり触ったりすると、月の構造について理解することができた。また、大変興味を示し、講師の説明を聞くことができた。さらに、他の星についても調べてみたいと考える児童がいた。
<「飛ぶ科学」の授業の指導目標>
ロケットの仕組み、飛び方について知り、「飛ぶ」ことについての理解を深める。
ストローロケットおよびかさ袋ロケットの作製、打ち上げを通して、身近な自然や事象についての興味・関心を高める。
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動
△生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
導入 (5分) |
ロケットの仕組み、 飛び方、国別ロケット開発状況について知る。 |
◎ロケットの仕組み、飛び方、国別ロケット開発状況について、コンピュータを使って説明する。 △映像を見ながら、説明を聞く。 |
ロケットの説明を聞き、ロケット作りに興味を持たせる。 |
展開 (35分) |
1.ストローロケット ・製作手順を知る。
・ストローロケットの製作
・打上げ(的あて大会)
2.かさ袋ロケット ・製作手順を知る。
・ストローロケットの製作
・打上げ(的あて大会) |
△講師による説明を聞く。 講師 伊藤 和哉
△材料、手順、注意事項など製作に必要なことについて聞く。
△児童一人一人ロケットを製作する。 ◎グループをまわりながら助言をする。
△順に打上げる。 |
けがをしないよう注意する。 |
まとめ (5分) |
宇宙開発について知る。 |
△宇宙開発の現場で使われている素材について話を聞く。 |
|
- 4~6年生まで全員が楽しんで、ストローロケットやかさ袋ロケットをつくり、完成することができ、満足している。また、的あてゲームでは、工夫しながらロケットを発射させようとする児童がいた。
小学生にも分かりやすい内容で、体験活動を通して、宇宙や宇宙開発について興味を高めることができた。