授業連携

飛ぶ科学・宇宙でのくらし

岐阜県・大垣市立興文小学校

  • 小学校
  • 小4
  • その他

概要

<全授業を通した指導目標>

ロケットの仕組み、飛び方について知り、「飛ぶ」ことについての理解を深める。

<対象>

小学校4年生 43名

<期間>

平成24年1月31日~平成24年2月7日

<区分>

クラブ活動

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
45分
授業
43名
ロケットの飛ぶ原理や仕組みを知り、かさ袋ロケットを製作する。
支援:宇津巻 竜也
2
45分
授業
43名
宇宙飛行士の生活を知り、真空実験やフリーズドライの試食をする。
支援:宇津巻 竜也

第1回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
「飛ぶもの」というと、何をイメージするか考える。
△講師の先生の話を聞く。
△「飛ぶもの」について、ヘリコプター、飛行機、鳥など、身近にある飛ぶものにはどんなものがあるか意見を出す。
◎話を聞くことや積極的に意見を出すように促す。
今日は、何を学ぶのか、明確にもつことができるように講師紹介のときに話をする。
展開
(30分)
「ロケット」の飛ぶ原理や仕組みを知る。

「アルコールロケット」の仕組みを知る。

「アルコールロケット」を製作し、飛ばす。

今のロケットと昔のロケットを比較する。

宇宙旅行の映像を見る。

「かさ袋ロケット」の仕組みを知る。
△講師の話を聞く。


△講師の話を聞く。










△かさ袋ロケットの制作をする。
◎制作に戸惑っている子どもに袋のしばり方や羽根の付け方を手伝う。
グループごとに協力して、実験・製作ができるように指示をする。

かさ袋ロケットを飛ばすときに十分に安全に気をつける。
まとめ
(5分)
学習のまとめをする。
△学んだこと、感想を書いて発表する。
◎机間巡視をし、全体に広めたいような感想を把握し、意図的に指名する。
△今日の授業で疑問に思ったことを質問する。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解が深まるようにする。

授業の感想・メモ

  • ロケットの歴史の説明の中で、100年前に初めて飛んだことを知り、驚いている子どもが多かった。
  • かさ袋ロケットの制作を子どもたちは意欲的に取り組んでいた。
  • ロケットの飛ぶ映像から、大きな音で飛ぶ様子に驚いていた。

第2回目/全2回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(5分)
宇宙について、知っていることについて、考えを出す。
△宇宙について知っていることを発表する。
◎宇宙について、今現在知っていることを確認し、どんなことが地球の生活と違うかを明確にできるようにする。
宇宙空間が地球での生活とどんな点が違うかをはっきりさせ、生活にどんな工夫がいるか考える時間であることをはっきりさせる。
展開
(35分)
宇宙ステーションの役割について知る。



宇宙飛行士の生活について知る。

宇宙服の機能について知る。


真空実験をして、宇宙空間に起こる現象を知る。

宇宙食を試食して、宇宙空間での生活を体験する。
△パソコンによる映像や講師の先生の話を聞いたりして、宇宙ステーションの役割や環境について知る。

△宇宙飛行士の宇宙船内での生活を具体的に知る。

△宇宙服の機能やどのようなところに工夫がなされているか知る。


△宇宙食を試食して、実際の宇宙での生活を体験する。
初めて知ったことやどんなことか、疑問に思ったことはどんなことかをはっきりもたせるようにして、知りたいことがあれば、どんどん質問するようにはたらきかける。
まとめ
(5分)
学習のまとめをする。
△学んだこと、感想を書いて発表する。
◎机間巡視をし、全体に広めたいような感想を把握し、意図的に指名する。
△今日の授業で疑問に思ったことを質問する。
感想を聞き、今日聞いた内容の理解が深まるようにする。

授業の感想・メモ

  • 宇宙ステーションでの生活で、無重力状態でのさまざまな実験映像を子どもたちは喜んで見ていた。
  • 宇宙食の試食をすることで、実際の宇宙での生活を体験することができた。
  • 真空実験で、風船が膨らむ現象をみて、なぜ真空になると膨らむのかを大気圧をもとに考えることができる子どももいるなど、科学的思考力を高めることができた。

岐阜県・大垣市立興文小学校

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