<全授業を通した指導目標>
小学校4年生の「閉じ込めた空気と水の性質」の単元で、空気や水の性質について学習した子どもたちが、発展的内容としてペットボトルロケットを飛ばす場面で、JAXAの講師の先生から物が飛ぶ原理や本物のロケットについてお話し頂き、実際ペットボトルロケットを飛ばす工夫に役立てたり、宇宙科学分野に興味を持てたりするようになることを目標としました。
<対象>
小学4年生 79名
<期間>
平成23年7月20日~平成23年7月27日
<区分>
- 教科 (理科)
授業連携
長野県・下諏訪町立下諏訪北小学校
小学校4年生の「閉じ込めた空気と水の性質」の単元で、空気や水の性質について学習した子どもたちが、発展的内容としてペットボトルロケットを飛ばす場面で、JAXAの講師の先生から物が飛ぶ原理や本物のロケットについてお話し頂き、実際ペットボトルロケットを飛ばす工夫に役立てたり、宇宙科学分野に興味を持てたりするようになることを目標としました。
小学4年生 79名
平成23年7月20日~平成23年7月27日
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (10分) |
「閉じ込めた水と空気の性質」の単元の発展的実験としてペットボトルロケットを作って飛ばすことおよび作り方の説明 |
・けがの注意 ・ロケットがまっすぐになるように制作すること ・羽根をできるだけ正確に作ること |
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展開 (30分) |
ペットボトルロケットの制作 |
△4~5人程度のグループに分かれロケットを制作した △どのグループも意欲的に活動に取り組んでいた ◎作業上危険がないかを確認 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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40分 |
1回目の続き |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (3分) |
学校より、JAXAから講師の先生にお越し頂き、スペシャリストのお話が聞けることを児童に伝えた。 |
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展開 (75分) |
小林雄太先生によるプレゼンテーションソフトを使った講義とバブロケットの実験の演示(55分) 校庭でのバブロケットを使った実験(20分) |
◎小林先生が図や動画、実物を使って講義をして下さった。全体的には非常にわかりやすかった。小学校4年生には難しい内容もあったが話のテンポがよく、わかりやすい内容と交互にして下さった。難しい内容も含んで下さったおかげで、未知の領域の話として、興味を引く物となった側面もあった。 △非常に興味を持って聞いていた。 △フィルムケースが音を立てて飛ぶ様子を驚きを持って観察していた。 ◎児童によるバブロケットの実験の補助 △それぞれの児童が交代でバブロケットを飛ばした。校庭で行ったので、音を立てて高くまで飛んでいく様子に驚きをもって実験を楽しんでいた。 |
・ロケットを飛ばす時の安全面への配慮 |
まとめ (2分) |
まとめの会 |
△実験の感想発表 「高くまで飛んで驚いた」 「落ちていたものを拾ったバブでも飛んだので驚いた」 「飛ぶときの音がすごかった」 △講師の先生へのお礼 |
時間配分 |
学習内容 |
◎教師の活動 △生徒の活動 |
指導上の留意事項 |
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導入 (5分) |
始めの会 |
◎目的・方法・注意点を伝えた。 |
◎ロケットを回収している人がいるときに、次のロケットを発射しないように特に注意した。 |
展開 (35分) |
ペットボトルロケットを飛ばす |
△班ごとにロケットを飛ばした。1班にロケット1台で全体で18班、発射台は全体に6台。 △「空気だけで飛ばしたら?」「全部水は?」などいろいろ工夫しながら飛ばしていた班もあったが、全体的には学習会の時に小林先生がお話しして下さったとおりに水量を1/4~1/3位で実験している班が多かった。 ◎発射の順番の整理や、飛ばし方の指導など。 |
◎夢中になって、回収している人がいるときに発射しないように注意。 |
まとめ (10分) |
まとめの会・片付け |
△「もう一度自分だけで作ったロケットを飛ばしてみたい」「夏休みの一研究で研究してみたい」等の感想があった。 |
長野県・下諏訪町立下諏訪北小学校(4年生)