授業連携

月の動きや形

秋田県・大館市立西館小学校

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  • 理科

概要

<全授業を通した指導目標>

「かぐや」(月周回衛星)のお話を聞くことで、月についての興味・関心を高める。

<対象>

小学3~6年生 93名

<期間>

平成23年8月31日

<区分>

教科 (理科)

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
100分
講義
93名
理科「月の学習」の導入として、「かぐや」(月周回衛星)についての説明や月の動きや形についての説明を聞く。
講師:月・惑星プログラム・システムエンジニアリング室
    主任開発員 大嶽 久志 先生
支援:立元 恵

第1回目/全1回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(20分)
・JAXAについての紹介
・かぐやについての紹介
・今日の講話の流れについての説明 
◎校長が挨拶・講師の紹介をした。
△迫力ある映像に児童は引き込まれ、集中して話を聞いていた。
△今日の講話で、話す内容と順番が明示され、見通しをもつことができた。
・講師の紹介とともに、十五夜のお話をして、JAXAや月について、興味関心を高める。
・月について考えるきっかけをつくる。
展開
(60分)
・月の大きさ
・月までの距離
・月の形の変化
・月の温度
・月の生物
・月についての世界各国の伝説
・月のでき方
・チコクレーターについて 
△月の大きさや月までの距離等について、身近なものにたとえてお話しくださり分かりやすかった。
△月の形の変化について、効果的な映像を活用した説明が分かりやすかった。
△月についての伝説が世界各国で多様であることを映像で示してくださり、興味深く聞くことができた。
◎学級担任等が月球儀やチコクレーターの模型を観察する場面ではスムーズにできるよう支援した。
△大きな月球儀を見せていただき、クレーターに全て名前がついていることに驚き、新たな発見があった。
△チコクレーターと関東平野の模型を見ることで、その大きさを比較して捉えることができた。
△月がどのようにして生まれたのか、アニメーションを活用した説明が分かりやすかった。
△かぐやが月を撮影した動画は、貴重であり児童は興味津々で見入っていた。
・月球儀やチコクレーターの模型などを間近で観察できるようにして理解を深める。
まとめ
(20分)
・4年前の「かぐや」打ち上げのエピソード等について
・月探査衛星「かぐや」のこれからの計画について
△かぐやに有名人の名前が刻印されていることに驚いた。
△5年後には、月に着陸しての探査を目指していること、30年後には月で人が生活できる環境を作ることに取り組んでいることが分かり、期待に胸を膨らませた。
◎理科専科教諭が児童の質問を拾い上げ、質疑応答の進行をした。
△講話後は、児童の質問にていねいに回答していただいた。
・月について、積極的に質問するよう働きかけ、今後の学習の意欲を高める。

授業の感想・メモ

  • かぐやから撮影した動画等、スクリーンに映し出される映像に力があり、引き込まれるように話を聞くことができた。
  • 月球儀、月の砂時計、チコクレーターの模型など実物を見せていただきありがたかった。
  • 講師の大嶽先生が、小学生にも分かる言葉で分かりやすくお話ししてくださった。身近な具体例を上げながら、遠い宇宙を近く感じることができた。
  • 月探査衛星「かぐや」の開発について知ることができ、今後の研究に期待をもつことができた。
  • 講話の後に、児童が宇宙食を試食したいへん喜んだ。
授業の様子1

秋田県・大館市立西館小学校

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