授業連携

南菅小温暖化ストッププロジェクト

神奈川県・川崎市立南菅小学校

  • 小学校
  • 小5
  • 総合的な学習の時間

概要

<全授業を通した指導目標>

地球の環境の重要さを知り、地球温暖化の問題について課題をもって調べたり、再生可能エネルギーについて調べたりしながら、省エネを進めるために、自分たちでできることを考え、実践できるようにする。

<対象>

小学5年生 51名

<期間>

平成24年12月4日~平成25年2月25日

<区分>

総合学習の時間

構成表

実施日
時間
形式
人数
授業内容
1
12月4日
120分
講義
51名
「エネルギー資源・地球温暖化教室」
私たちが大量にエネルギーを利用することが、地球温暖化の原因になっていること、地球温暖化により地球上で様々な問題が発生していることを知る。
2
1月26日
45分
講義
51名
「太陽光発電教室」
太陽光発電のしくみや利用の現状を知り、地球環境を守るために新たなエネルギー開発が行われていることを知る。
3
2月4日
120分
授業
51名
「エコクッキング」
簡単な調理を通して、自分たちにもできる地球環境にやさしいエネルギーや水の使い方などを知り、実践する。
4
70分
講義
51名
「宇宙と地球と私たち」
講師:油井 由香利
(宇宙航空研究開発機構)
地球はたくさんの偶然が重なって生命が存在する惑星になったことを知り、地球という星の環境の重要さ、貴重さを認識する。 

第4回目/全4回『授業記録シート』

時間配分
学習内容
◎教師の活動
△生徒の活動
指導上の留意事項
導入
(1分)
・講師紹介と今回の学習のねらいについて
◎担当教諭が今回の学習の目的や観点について話す。
展開
(60分)
・私たちが存在する宇宙
宇宙には無数の星があり、それぞれ色や大きさ、重さに違いがあること、星の成り立ちについて知る。
・私たちの太陽系
地球以外の太陽系に存在する惑星の環境について知る。
・私たちの住む地球
他の惑星と地球との環境の違いやその理由を知る。
・現在の地球の姿
人工衛星が撮影した地球の映像を見て地球温暖化などによる自然環境の変化に気づく。
◎人工衛星や探査機がとらえた宇宙の映像を提示し、児童に興味や関心をもたせながら話を進める。

▽地球からでは観察することができない無数の星や太陽や惑星の映像を見ながら、話を興味深く聞き、関心をもった事柄についてメモを取っていた。
まとめ
(9分)
・地球という星の環境の重要さ、貴重さ
地球はたくさんの偶然が重なって、生命が存在する惑星になったこと、地球環境は、人間の生活の仕方によって変化してしまい、再生が難しいことに気づく。
◎宇宙船の中で人が生きていく上で何が必要なのかを問いかけ、子どもたちに地球環境の重要さ、貴重さを考えさせた。

授業の感想・メモ

  • 地球環境について宇宙を視点として学習したことで、児童は地球環境の貴重さや重要さを改めて認識することができた。
  • 地球はとても薄い大気によって守られていること、長い時間をかけて作られた地球の環境も人間の活動によって影響を受けてしまうことの危うさを感じていた。

神奈川県・川崎市立南菅小学校(5年生)

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